よもやよもや!鬼滅の聖地化で静かな神社がすごいことに! 市内の観光にも変化あり~ふるさとWish 筑後市~
2020年12月08日
[ふるさとWish企画]
福岡県筑後市にある溝口竈門神社の参拝客が急増しています。ブームの前と後とでは、参拝者の数が約100倍に!お気付きの通り、もはや社会現象化しているあの漫画が原因です。
いきなり人気の観光地に
10月に公開された映画が興行収入300億円に迫る勢いの「鬼滅の刃」。幅広い世代に受け入れられ、空前のブームを巻き起こしています。それに伴い、全国各地に“聖地”が出現。福岡県筑後市の溝口竈門神社もその一つで、主人公の苗字と同じ名前というだけでなく、人気キャラクターのセリフに「溝口」と出てくることから、鬼滅ファンの間でひそかに注目されています。今年の10月末にはコスプレのイベントも開催されました。
境内には、11月末に新しい社務所やトイレが設置され、御朱印の取り扱いもスタート。これまで静かだった地域の氏神様が、突如として観光地になりました。同神社の坂口三男さんはよもやの事態にとまどいつつも、「参拝者が多く来てくれることはうれしい。できれば神社だけではなく、筑後市内も回っていただければベストですね」と話します。
レストランにも特別メニューが誕生
そこで、市内の「イタリアンダイニングamp」では漫画をモチーフにした新メニューを開発しました。刀の形をした箸をつけるなど、凝った演出が光ります。
また「筑後船小屋公園の宿」では、コスプレ割をスタートさせる予定。コスプレをして宿泊すると、その気合いの入り方や完成度合いによって200~1000円の割引が受けられます。ちなみに最高額の割引は本気のコスプレイヤーレベルだとか。一応モチーフは何でも大丈夫ですが、支配人の日野泰冶さんは「できれば(鬼滅に)乗っかってほしいなぁ」と呼び掛けます。
お出掛けの際はコロナ対策をバッチリして楽しんでくださいね♪