まったく違う解釈なので驚かないでね! 『エマニュエル』
2025年01月09日
[薫と有紀の日曜日もダイジョブよ!]
この作品のさらに詳しい情報はコチラ→https://gaga.ne.jp/emmanuelle/
このコラムは新作映画の個人的な感想だが、今回は妻から「慎重に書いた方がいいよ…」とアドバイスがあった。つまり“セクハラ”にならないようご注意を…ということなのだろう。
もちろん“スケベごころ”で鑑賞したわけではない。あくまでも「官能シーンが登場する映画の文化的考察」を試みたわけだ…などと、たまにはカッコいいことを言わせてくださいな。
最初は本作の公開を信じられなかったし、試写を見るまでは「本当に制作されるの?」という気持ちだった。なぜなら、この「エマニュエル(Emmanuelle)」は、私たちの世代にとって特別な意味を持つからだ。
もしも「ふてほどな007」とか「絶対に失敗しないインディ・ジョーンズ」なんて映画が登場したら見に行きたくなるだろう。「エマニュエル」は、そんなインディや007並みに取扱注意な人名で、一歩間違えば「お金儲けのために権利を手に入れたのでは…」と勘繰られる可能性だってあるだろう。