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放送内容

腸閉塞

2021年09月19日

[過去の放送内容]

今回、腸閉塞についてお話を伺ったのは、済生会福岡総合病院 副院長・外科の定永倫明(さだなが のりあき)先生です。

■腸閉塞とは

食べ物は、口から食道・胃・十二指腸を通って小腸で消化吸収され、さらに 大腸で水分が吸収されて便として排泄されます。
腸閉塞とは、小腸や大腸で内容物がうまく流れなくなる、または詰まる状態のことをいいます。


■腸閉塞の症状

腸閉塞の主な症状は長く続く腹痛や吐き気です。進行するとお腹が張って嘔吐するようになり、併せて便やガスが出にくくなります。 


■なりやすいケース①

腸閉塞は、正常な腸と比べて、ねじれや折れ曲がりがあると起こりやすいといわれています。
その一番の原因は癒着(ゆちゃく)です。
お腹の手術をすると、人の手や手術器具が当たって、腸の表面やお腹の壁に小さな傷ができることがあります。
その傷が治る時に、腸が周りの腸やお腹の壁にくっつくことがあります。それが癒着です。
癒着は、胃がんや大腸がんの術後に起こることが多いとされています。
癒着した部分では、腸の中が狭くなったり詰まったりして内容物の流れが悪くなります。
また、癒着は術後から始まりますが、術後数年から数十年経って腸閉塞につながることがあります。
ただし、癒着は手術を受けた患者さん全員に起こる訳ではありません。


■なりやすいケース②

過去に手術の経験がない人に起こる腸閉塞として、大腸がんが進行した場合があります。
大腸がんが進行すると、大腸内に大きなしこりができ、そのしこりが内部を完全に塞いで腸閉塞になる場合があります。
その他に、ヘルニア嵌頓(かんとん)=いわゆる「脱腸」で腸が外れなくなった場合には、腸の血流が遮断されて、腸が壊死(※腐る)することがあります。
ヘルニアによって起こる腸閉塞では、血圧の急激な低下といった油断のならない事態に進むことがあり、緊急の手術が必要になります。


■まとめ

腹痛は誰にでも起こりますが、吐き気や嘔吐を伴ったり、長く続いたりする場合には腸閉塞の可能性があるので、一度、病院で診てもらいましょう。

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