三瀦郡大木町の地域リポーター

西川 典洋さん

今日の三瀦郡大木町の地域リポーターは元まちづくりアドバイザーで現在まちづくり貸本屋店長の西川 典洋さんです。
西川さんは昨年3月に10年間務めた大木町役場を退職されて、大木町に「たみえる珈琲店」を開店されました。
店舗となった古民家は天井や欄間、テーブルなど、できるだけ昔の面影を残されています。お客様にも中庭がとても落ち着いた雰囲気だと好評です。店内の本棚には、西川さんがおよそ20数年にわたって読んだ本が並びます。
コーヒーはすべて無農薬栽培、中にはJASの有機認証を取っているものやフェアトレードの豆もあり、その豆を自家焙煎され深いコクを味わえます。そして西川さんが作るプリンは、砂糖に地元の人たちが「フナの甘露煮」などに使う黄色いキビ砂糖を使って馴染みのある味覚にされています。侍島の娘さんに作ってもらっているシフォンケーキもあり、できるだけ地域の方たちの「資源」を生かしていきたいと考えられているそうです。
西川さんが「たみえる珈琲店」を開店しようと思われたきっかけは、ここ数年で侍島地区でも高齢化が進み、一人暮らしが増えおり、そんな方々の居場所、家でも学校や職場でもない第3の居場所“サードプレイス”になればいう思いが込められています。
そして大木町では、庭先や軒先で野菜の無人販売やマルシェなどをやっている所を巡る「軒先マルシェ」を年に数回実施していますが、「たみえる珈琲店」もマルシェ開催のひとつになっています。 昨年12月17日は寒い日でしたが、みなさんほっこりとした気分で巡っていらっしゃいました。次回2024年3月24日（日）に実施される予定です。


★昨年から「ヒルマニ（パーソナリティ：三澤アナウンサー担当日）」でこのコーナーをお送しており、地域レポーターの方に“その街の筋トレスポット”を教えていただいています。
大木町には健康福祉センター「アクアス」という温泉とトレーニングジムがあります。温水プールでは足に負担のかからない水中ウオーキングなどができるそうです。そして西鉄大牟田線をまたぐ跨線橋が2箇所あり、こちらは平野で傾斜のない大木町で唯一走り込みや自転車での足トレができるそうです。

「たみえる珈琲店」Instagram
福岡県・大木町にできたくつろぎの場所。地域を潤す「たみえる珈琲」の癒し | Planet M
第5回大木町軒先マルシェフェスタ