月1回しか乗れない!?探検気分でドキドキ!大人気トロッコ列車 ~ふるさとWish赤村~

赤く彩られたキュートなトロッコ列車

2019年5月20日(月)に放送されたKBCの夕方のニュース番組「シリタカ!」の「ミツケタ!」コーナーでは、福岡県赤村を走る観光列車とグルメをご紹介。ガイドブックにも載っていない地域の魅力を見つけるというこのコーナーですが、今回はどんな魅力を伝えてくれるのでしょうか。

福岡県の東部に位置する赤村。人口は約3000人でコンビニもアパートもないという、のどかな場所です。また、村を走る旧田川線(現・平成筑豊鉄道田川線)は、かつて筑豊炭田からの石炭の積み出しを担っていた、炭坑ともゆかりの深い地域です。

トロッコ列車で「出発進行!」

上田会長のホイッスルにカイラも「出発進行!」とテンションアップ

その炭坑の面影を残すものとして、赤村で人気を博しているのが「トロッコ列車」。赤村トロッコの会・上田 洋会長によると「もともと石炭を運ぶために作られた路線が、炭坑が衰退し使われなくなってしまった。しかし、有効利用しようということで、トロッコを走らせては」というアイデアが村民から出たそう。「トロッコ列車は、村の皆さんの想いがこもったものなのですね」と、リポーターのカイラも感慨深く聞き入っていました。

トロッコ列車は、毎月1回、原則第2日曜日に乗車できます。平成筑豊鉄道の赤駅前から野原越トンネルとの間、往復約3.4kmを25分ほどかけて運行。周囲の自然を眺めながら、最後はトンネルへ入っていくので、ちょっとした探検気分に浸れると大人気です。

カレーに白豚ハンバーグ 赤村グルメも味わって

“AKA68”という赤村の平均年齢68歳の女性たちがつくる絶品カレーは必食!

そんなトロッコ列車に乗りながら、なんと今回は赤村の人気グルメを紹介するという一風変わった中継に、スタジオのメンバーも興味津々。まず、カイラが試食したのは、赤村特産物センターで販売されているという「赤村 とことん ばっちゃんカレー」。「おいしい!甘めの味付けですが、後から少しスパイスがピリッときます」とカイラ。実は、このカレー“AKA68”という平均年齢68歳の女性グループが作っているそう。だから、“ばっちゃん”なのですね!上田会長もよく食べられるそうで「うまいよねぇ」とイチオシしてくれました。

箸でスッと切れるほどやわらかい「白豚ハンバーグ」

続いては、養生館で販売されているという「白豚ハンバーグ」。ふるさと納税の返礼品にもなっていたという赤村産豚肉をふんだんに使った手ごねハンバーグは、旨味たっぷりでジューシー。「豚肉なのであっさりしているため、ソースの味もしっかり感じられます」と、カイラもおいしそうに頬張っていました。

最後は、トロッコ列車運行日のみ購入できるという限定品を紹介。赤駅で販売している「トロッコタオル」や「ホイッスル」は、お土産品としても人気だそうで、「よく売れます!」と上田会長も自慢の一品のようです。

赤村の皆さんの想いがこもった楽しいトロッコ列車。次回の運行日は2019年6月9日(日)です。ぜひ、皆さんもトロッコ列車に乗りに行って、赤村でおいしいものを見つけてきてください!

※この記事は2019年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

赤村トロッコ油須原線

住所:田川郡赤村大字内田
営業時間:中学生以上300円、小学生以下150円 運行日など詳しくはURLをご確認ください
定休日:原則、第2日曜運行(月によって変更あり)
URL:http://www.akatoro.com/

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