毎週、楽しいトークを展開する彩花さん&綾子さんコンビはNRSが誇る人気DJ!
博多駅から最寄りの博多南駅まで、新幹線でわずか8分、運賃300円。昨年10月、市へと移行した那珂川市は、交通アクセスの良さと、ほどよく自然が残る快適な環境から、今後さらなる人口増が見込まれています。
パーソナリティは街の人?那珂川市初のラジオ局
NRSラジオの総合プロデューサーを務める森重さん
そんな街で、住民を巻き込んだユニークなまちおこしに奮闘しているのが、株式会社ホーホゥ取締役の森重裕喬さん(31)。ひらめいたのは、市民参加型のネットラジオでした。「市になる時に、12時間ぶっ通しでラジオの生放送をやったんです。そうしたら、5000人くらい聴いてくれて。コメントもいっぱいもらった。ひょっとすると、僕らだけではできないことも、できるかもしれないと可能性を感じたんです」。もともと、大のラジオ好き。2019年5月、ホーホゥが運営を任されている博多南駅の駅ビル「ナカイチ」にラジオ局「ナカガワ・レディオ・シンジケート」、通称「NRSラジオ」を開局。手作りの番組制作がスタートし、現在、10番組をYouTube配信しています。
グッと身近な存在になりたい!一般市民をDJに
新生・那珂川を盛り上げる市民参加型ラジオ発信中!
「駅セントリック!ナカガワ、発車しま~す!」、「出発進~行~!」。斬新なコスプレ姿のパーソナリティがワイワイ楽しそうに番組を進行していきます。NRSが他のラジオ局と違うのは、徹底した「市民参加型」であること。軽妙な会話のキャッチボールで、番組を盛り上げるパーソナリティは、主に素人の那珂川市民!みんな、森重さんがスカウトしたというから驚きです。 “フツーの那珂川女子”な林田彩花さんと荒巻綾子さんが、ゆるい女子トークを繰り広げる「あやことあやかのランデブー」は、NRSの看板番組です。
あやあやコンビは、ほぼ毎週、30分1番組を収録しています。「私はここ(ナカイチ)のカフェで働いているんですが、『ラジオ聴いています!』と声をかけてもらったことがあって(うれしかった)。声で『彩花さんですよね?』と分かってもらえるようになりたい!」と目を輝かせる彩花さん。「隣の人がパーソナリティって、それだけでラジオがグッと身近な存在になりませんか?」と森重さんも日々、手ごたえを感じていると言います。
段ボール&手書きな看板 これもいい“味”だけど…
でも、出演者のギャラは彩花さんも働くカフェのドリンク。同ラジオは市と共同で行っている事業ですが、視聴回数は多くて週に1000回ほど。収入減にはなっていないのが実情です。何せ、「ON AIR」の看板も段ボールに手書きですから。「もっと視聴回数を増やすには、とにかく“面白いな”と話し手が思える番組を作っていくことが大事。いずれは地域の企業がスポンサーになり、報酬としてお金をもらう人も出てくるかもしれません。そこに在り続けられる仕組みを作ることが、僕の仕事なんです」。
那珂川を愛する森重さんの「まちおこし」は、始まったばかり。これからの発展が楽しみです!
「市民参加型」という新たな発信法で、さまざまな街の魅力を知ってもらう“出会いのプラットホーム“NRSラジオ。気になる方はぜひ、「Check it out(チェキラ)!」
インターネットラジオ局 ナカガワ・レディオ・シンジケート
https://nakaichi-radio-syndicate.tumblr.com
※この記事は2019 年の情報です(「シリタカ!」9月16日放送)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。
■ ナカイチ
住所:福岡県那珂川市中原2丁目120番
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