日本一の高菜産地でミツケタ絶品高菜漬け アレンジレシピ、教えます!~ふるさとWishみやま市~

九州で定番の漬物「高菜漬け」 ご飯に合わないわけがない!

月曜~土曜の夕方、KBCで放送されているニュース番組「シリタカ!」。福岡県各地から生リポートする「ミツケタ!」のコーナーで、2020年1月20日(月)に訪れたのは、福岡県みやま市にある高菜漬けの老舗「熊川食料工業」さんです。

ツヤツヤおいしい高菜の秘密は…?

直径も深さも180cmあるという巨大桶! 実は底は土に埋まっているそう

かつて炭鉱で働く労働者達に愛され、庶民の味として食卓に登場したという「高菜漬け」。今では福岡や熊本を中心に、家庭の食卓だけでなく、土産品としても愛されています。

実は、みやま市は日本一の高菜の産地ということから、高菜漬けも有名なのだとか。今回訪れた「熊川食料工業」は100年続く高菜漬けの専門店。中継では漬物を作っている蔵にお邪魔し、熊川 稔也社長に高菜漬けについて詳しく教えていただきました!

熊川食料工業の高菜漬けはウコンと塩をまぜた「ウコン塩」で漬け込み、乳酸発酵させる。この組み合わせが一番おいしく、身体にも良いそう

意外と知られていませんが、高菜の葉は12月に植え4月に収穫されるそうです。そしてその葉を大きな桶に入れ、700~800kgもある巨大な重石をして漬けていくといいます。ちなみに今、蔵にあるものは昨年4月に漬けたものだそう。

まずは、桶の中にある高菜を見せていただきました。「つやつやと鮮やかな色なのですが、どうやって漬けているのですか?」と尋ねます。「ウコン塩で漬けております」と熊川社長。ウコンでこの鮮やかな色合いになるのですね!

ご飯のお供だけではない!絶品高菜メニュー

熊川稔也社長(左)とリポーターのカイラ君

続いて、高菜を漬けている大きな桶について質問。「どれくらいの大きさなんですか?」との問いに、「これは“6尺桶”といいまして、直径も深さも1m80cmです」と熊川社長。この大きな桶に4~5tの生の高菜を入れ、漬けることで半分くらいになるそうです。

とても年季が入った桶で漬けるのには、理由がありました。「50~60年使っており、この桶の木に乳酸菌が住みついているんです。ですから、漬け上がりがすごくまろやかで、おいしいんです」と熊川社長。中には、そのおいしさから「この桶で漬けたものがいい!」というお客さまもいるのだとか。

この日作ってくれた鍋には高菜漬けと豚以外にも、白菜やにんじん、豆腐なども。入れる野菜は、「ご家庭に残っているもので結構ですよ」と熊川社長

さらに今回は高菜漬けを使った、おいしい食べ方も熊川社長に教えていただきました。「“高菜豚鍋”といいます」と用意してくれたのは、大ぶりに切られた高菜漬けがたくさん入ったおいしそうな鍋。まず豚肉と高菜漬けをゴマ油で炒めて、野菜を入れます。それに、味噌ベースのダシにコチュジャンを少し溶かしています」とレシピを伝授してくれました。

熊川社長が高菜豚鍋をよそってくれ、カイラ君、アツアツを試食!「うまい!(具材)全体から高菜の香りがします!」。おいしくて身体も温まり大満足のカイラ君、みやま市でおいしい高菜漬けをミツケタ!

ぜひ皆さんも一度、熊川食料工業の高菜漬けを食べてみてください!高菜漬けは、会社ホームページからも購入できますよ。

■熊川食料工業株式会社
住所:福岡県みやま市瀬高町下庄2104-2
TEL : 0944-63-2300
http://www.kumagawa-takana.com/

※この記事は2020年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

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