1日1組限定!絶景の中に誕生した古民家ヴィラ~ふるさとWish東峰村~

庭に設けられた「月見台」 盃を傾けながら月見なんぞいかが?

「夏は川遊びですね!」

KBC朝の人気番組「アサデス。KBC」のふるさとWishコーナーで、リポーターのボビーがやってきたのは福岡県・東峰村の棚田親水公園。猛暑の中、涼を求める親子連れでにぎわっています。

美しい棚田を見下ろすヴィラが7月にオープン

美しい棚田の風景を望む宿が誕生

公園から山手の方に入っていくと、瑞々しい稲穂が風になびく竹地区の棚田が広がります。日本の棚田百選にも認定されており、およそ400年間、村人たちの間で守り受け継がれている風景です。

「クジラもさばけますよ」(笑)と言っちゃうくらい広いキッチン

この棚田を見渡す場所に今年7月オープンしたのが「古民家ヴィラ あんたげ」。築132年の古民家が、1日1組限定の宿に生まれ変わりました。趣のある柱や梁、掘りごたつのある広い和室など、寝室にはキングサイズのベッド。伝統の「和」と現代の「洋」を組み合わせて、クラシックモダンな雰囲気に仕上がっています。夕食は、地元のシェフが地元の食材をふんだんに使った料理。天然石とヒノキを利用した部屋備え付けのお風呂から外に出ると、解放感抜群のロケーション。さらに夜は満天の星空!!美しい風景の中で、どこか懐かしさと新しさを感じるぜいたくな宿なんです。

ボビーが気になったのは、広々としたシステムキッチン。同ヴィラでは、食材を持ち込んで自炊や屋外バーベキューをすることもできます。しかも、備え付けの器はすべて東峰村の小石原焼というこだわりぶり。

過疎に悩む地方の活性化になれば

「この風景を眺めながら飲むお酒がとてもおいしいんですよ!」と吉岡さん(右)

ここに宿泊施設を作ろうと思ったきっかけを、同ヴィラを運営する吉岡和弘さんに伺いました。「この棚田地区の美しさを守り続けたい(という思いから始めた)。日本全国の田舎がそうであるように、(東峰村も)過疎化が進んでいます。せっかくだからこの古民家を宿泊施設にして楽しんでいただけたら、地元の人たちの雇用の場にもなるし、活性化の一つとしてやっていけたらという希望と願いがこもっています」と話します。

ところで「あんたげ」とは・・?「地元の方言で『あなたの家』という意味。どうぞ、あなたの家のつもりで使ってください!」

夜は降るような星空が

外には「月見台」というウッドデッキも。ここで夜風に吹かれながら月見酒を楽しみたいですね♪


料金は、基本料金33000円+中学生以上1人5500円、小学生1人2750円、未就学児無料。最大8人まで利用できます。

古民家ヴィラ あんたげ(岩屋キャンプ場すてら)
福岡県朝倉郡東峰村宝珠山5430
0946-23-8423

※この記事は2020年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。


古民家ヴィラ あんたげ

住所:福岡県朝倉郡東峰村宝珠山5430

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