通常の5倍!水巻特産のでかにんにくは大きくてあま~い ~ふるさとWish水巻町~
肥沃な大地で大きく育つ!
福岡県北部、遠賀川のほとりにある水巻町。今同町では、遠賀川河川敷を中心に約500万本のコスモスが咲き、街を彩っています。
水巻町の特産品の一つが「でかにんにく」。その名の通り、通常のニンニクと比べて約5倍もの大きさがあります!でも、ほとんど匂いがなく、販売が始まると「待ってました!」とばかりに売れていくのだそう。1~3月は葉ニンニク、ゴールデンウィーク頃は花芽、6月は収穫したばかりの瑞々しい青切り、そして7月中旬ごろから乾燥させたものが出回ります。
ところで、なぜ水巻町が産地になったのでしょうか?「これといった特産品が無く、約15年前から遠賀川の肥沃な大地で作れば、立派なでかにんにくになるのではないかと、生産が始まりました」と、KBCラジオ「パオーン」(10月27日放送)に出演した生産者の木寺敬一郎さん。「今年で(栽培を始めて)5年目。先輩農家から進められて始めました。米作りと違って、機械化がほとんど進んでいない。掘り上げたでかにんにくは、手作業で根と皮を処理しています」。
手間暇かけて収穫されたでかにんにくは、ホイル焼きや岩塩焼きなどシンプルな食べ方がおススメなのだそう。「これから寒くなる時期は『ソパ・デ・アホ』です!」。スペイン料理のニンニクスープですが、作り方はとっても簡単!スライスしたニンニクとベーコンをオリーブオイルで炒めて、和風だしを加え、溶き卵を加えて出来上がり。この“和風だし”がミソ!普通はコンソメですが、水巻町オリジナルのレシピなんです。
加工品も評判
加工品もたくさん作られています。「水巻のでかにんにく万能味噌」は、ご飯のおともや野菜のディップにぴったり!トウガラシ入りとなしがあるので、好みで選べるのもうれしいですね。他に焼肉のたれやふりかけ、オイル、ドレッシングなどがあり、水巻町の農産物直売所「水巻まちづくり夢工房」で販売しています。
2020年10月31日(土)には、農産物直売所「水巻まちづくり夢工房」で、今年最後の特売会となる「秋の収穫感謝祭」を開催。大感謝企画として、でかにんにくのかけらの詰め放題が行われます!さらに、出店販売や新鮮野菜の特売を予定。看板ガールの安部智美さんも「ぜひお越しになってください!」と呼び掛けます。※イベントは終了しています。
水巻まちづくり夢工房
遠賀郡水巻町頃末北1-19-12
093-202-5588
「水巻のでかにんにく万能味噌」問い合わせ
北九州ウェーブ
093-701-6222
※この記事は2020年の情報です(「アサデス。九州・山口」10月27日放送、リポーター:岡部来亜【アイタガール】)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。