石けんをなめて品質チェック！？SDGｓ企業「シャボン玉石けん」～ふるさとWish北九州市～

福岡県北九州市は3年前、「SDGｓ未来都市」に選定された環境都市です。とはいえ、SDGｓが国連のサミットで決議された2015年からいきなり始めたわけではなく、そのずっと前から環境への取り組みを、官民一体となって進めてきました。

人にも自然にもやさしい石けんを

同市の「シャボン玉石けん」は、北九州を代表する老舗企業。「健康な体ときれいな水を守る」という企業理念のもと、人にも自然にもやさしい石けんづくりを続けています。「この本業そのものが、SDGｓ達成に貢献できると考えています」と、営業本部の川原礼子さん。

石けんアドバイザーの前田博昭さんに、シャボン玉石けんの製法について詳しく伺いました。

同社の無添加石けんは、昔ながらの釜炊き製法で作られているといいます。「香料、着色料、酸化防止剤、界面活性剤は使いません」と前田さん。その“石けんのもと”は1週間から10日かけて丁寧に作ります。そのでき具合を判断するのは、職人の“舌”。”石けんのもと”を舐めて状態を判断するといいます。「無添加なので、体に害がないのです」。

シャボン玉石けんの商品は、石けんの他、洗濯洗剤や歯磨き粉、台所石けんなどが揃います。毎日使うものだからこそ、こだわりたいですね。

なお、現在、工場見学はオンラインのみで実施中。完全予約制です。

シャボン玉石けん
福岡県北九州市若松区南二島2-23-1
0120-4800-95

※この記事は2021年の情報です（「アサデス。７」4月26日放送、リポーター：新原菜摘【アイタガール】）。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。