100年の時を経て直方名物×バター誕生 常連に人気”皮だけ”の販売も~ふるさとWish直方市~

新商品「バターどらやき」

福岡県直方市の名物「成金饅頭(なりきんまんじゅう)」。どら焼きに似た皮に白餡を挟む郷土菓子で、地元では、”福を分けるお菓子”として親しまれてきました。およそ100年前、豆の投機に失敗した青年が、その豆で餡を作りまんじゅうにしたことが始まりだと言われています。

スタイリッシュな店構えが目を引く

しかし、炭鉱の衰退とともに職人が少なくなり、現存するのは4軒のみ。ふるまち通りの「纏屋(まとや)」は、100年以上の歴史がある成金饅頭の老舗「菓舗四宮」を継承した店です。

皮はすべて職人の手焼き。白餡は、北海道産の金時豆と手亡豆、うずら豆を使い、すっきりとした甘さに仕上げています。注目は新商品の「バターどらやき」。黒餡とたっぷりのバターを挟んだもので、「中毒性があるので、リピーターが多いんです」と同店専務の井上友尋さん。バターのコクと絶妙な塩加減、モチモチの皮、甘さ控えめのあんの相性はばっちり!こちらは金・土・日曜の限定販売です。実は、この皮が人気のあまり「成金饅頭の皮」という商品も販売されています。パンケーキのように少し温めてバターを乗せたり、アイスを挟んだりと、アレンジ自在なのがうれしいですね。

昔ながらの大きさ 成金饅頭といえばこのサイズを思い浮かべる人も多いのでは

他に、直径16センチの「大成金」は祝い事などに使われるビッグサイズ。ぜひみなさんで“福を分けて”くださいね♪

纏屋
福岡県直方市古町9-28
0949-25-0001

※この記事は2021年の情報です(「シリタカ!」12月20日放送、リポーター:カイラ)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

まとや

住所:福岡県直方市古町9-28

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