日田げた×セレクトショップ 意外なコラボで伝統文化が盛り上がる!~ふるさとWish大分県日田市~
大分県日田市の伝統文化「日田げた」。同市は静岡市(静岡県)、福山市(広島県)と並んで、げたの「日本三大産地」に数えられます。発祥は江戸時代。材木を切り出したスギの端材を使って、げたが盛んに作られるようになったとのこと。スギは軽くて軟らかく、夏でもサラッとした履き心地で、一度足を入れるととりこになる人が多いといいます。
300年受け継がれる日田げたの良さを、さまざまな形で体感してみませんか?
コラボ商品が若い世代に人気
日田げたの工房「うらつか工房」は1949年創業。日田げたはほとんどが分業制。同工房では木材を機械で切り出し、木地に仕上げる工程を担っています。2代目の浦塚重行さんは「(周りと)同じものを作ってもおもしろくない!」と、オリジナルデザインの商品を開発。セレクトショップ「BEAMS JAPAN」とのコラボ商品は若い人たちの人気を集め、新作が発売されるとすぐに売り切れる店舗もあるほどだそう。
鼻緒付け体験でマイげたを作ってみよう
同市豆田町の「こもれび工房」3代目・圓川亮一郎さんは、日田げたの鼻緒付け体験を行っています。好きな鼻緒と台を選んで、作業がスタート。黒地に赤い花柄の鼻緒を選んだ原実記リポーターは「意外と力がいりますね」と、楽しそうに作業を進めていきます。
1時間ほどで完成!その出来栄えに原リポーターも満足気です♪丁寧に教えてもらえるので、子どもでも体験できますよ。
げたダンスで日田を盛り上げる!
「日田もりあ下駄い」は、日田げたを履いて躍るダンスチーム。6歳から60代まで約20人が所属しています。「まるで家族のようなチームです」と代表の渡邊陽香さん。渡邊さんは日田市出身の元ダンサー。マイケル・ジャクソンの前で踊ったことがあるほどの腕前なんです。
ラジオ出演では、げたの音が鳴り響くダンスを披露。音だけでも、その躍動感が伝わります。特別参加した篠﨑麻由子リポーターは「踊りながらきれいな音を出すというのはとても難しいですね!」と感心しきり!「日田もりあ下駄い」の“ゲタップ”ダンスは、5月21日(土)、22日(日)の「日田川開き観光祭」で見ることができます。渡邊さんももちろん参加。「飛び入り大歓迎!ぜひ一緒に踊りましょう」と呼び掛けます。
うらつか工房
大分県日田市吹上町3-2
0973-22-8839
【鼻緒付け体験の予約、問い合わせ】
日田玖珠地域産業振興センター
大分県日田市三本松2-3‐1
0973-22-3115
※この記事は2022年の情報です(「シリタカ!」4月18日放送、リポーター:カイラ/「Wish+(プラス)」4月19日放送、リポーター:原実記【アイタガール】/「ふるさとWish」4月23日放送、リポーター:篠﨑麻由子【アイタガール】)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。