キノコに隠された特産品探し!今が旬のあのフルーツも~ふるさとWish大木町~

キノコで有名な大木町にはキノコの“像”も【リポーター:ボビー】

九州有数のキノコ産地である福岡県三潴郡大木町。町にはキノコのモニュメントもあるほど!そんなキノコ愛があふれる大木町ですが、今回はキノコ・・・ではなく、キノコに隠れた特産品を探しに行くことに!

菌床を堆肥に利用

トウモロコシの芯やおからなどが使われている「菌床」

リポーターのボビーを出迎えてくれたのは、シメジなどを生産している「豊地の郷」代表理事の井出正宏さん。「見てもらえばわかります!」とボビーを工場内へ。案内された部屋の中には、ずらりと並んだ菌床に、シメジが隙間なく生えています。トウモロコシの芯やおからなどが使われているこの菌床は、キノコを収穫した後も、豊富な栄養素が残っているそうで、収穫後の菌床を堆肥にして、アスパラガスを栽培。実は大木町、県内でトップクラスのアスパラガスの生産量を誇っているんですよ!キノコに隠れた特産品とは、このアスパラガスのことだったんですね!

みずみずしく、甘いアスパラガスに

粉砕された菌床

続いてアスパラガスの畑を訪れたボビー。畑のそばの、粉砕された菌床のかたまりからモクモクと湯気が出てきます!湯気は菌床が発酵しているためで、熱い時は最高で60度くらいになるそう。数カ月かけて発酵がおさまるのを待ち、温度が落ち着いたら、堆肥として畑で使用します。このように大木町ではキノコを育てるために使った菌床を、アスパラガス栽培の堆肥として再利用する“循環型農業”を実践。採りたてを食べたボビーは「アスパラガスがこんなにジューシーになるとは!」と、そのみずみずしさと甘さに驚きます。

大木町産あまおうも♪

「スタンプコーヒー」の「大木町産あまおうのいちごのマフィン」

キノコに隠れた特産品は他にも。大木町大角にあるコーヒーとマフィンの店「スタンプコーヒー」を訪れたボビー。ショーケースを見てみると「大木町産あまおう」の文字が!今が旬のあまおうも実は大木町の特産品なんです♪筑後平野の豊かな土壌で育ち、糖度と酸味のバランスが良いのが特徴。「生産者から本当に熟した時に持ってきてもらうので、甘さが全然違います」と「スタンプコーヒー」の石川貴浩さん。同店では大木町産あまおうを使ったパフェもありますよ。営業日などの詳細はインスタグラムでチェックしてみてくださいね!


スタンプコーヒー
福岡県三潴郡大木町大角1558-3(グルグルキッチン隣り)

※この記事は2023年の情報です(「アサデス。KBC」2月14日放送、リポーター:ボビー)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

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