地元に愛される理美容室のオーナーのもうひとつの“顔”とは!~ふるさとWish築上町~
福岡県築上町湊にある28年間地元の人に愛されている理美容室「髪工房KAMURA(カムラ)」に訪れたアイタガールの井上桃子リポーター。出迎えてくれたのは「髪工房KAMURA(カムラ)」オーナーの嘉村裕一さん。嘉村さんが理容師、奥さんが美容師をしており、ファミリーで通えるアットホームな理美容室です。
「髪工房KAMURA(カムラ)」には陶芸作品が至るところに飾られています。実はこれらは全て嘉村さんの作品!なんと嘉村さんは理容師だけでなく“陶芸家”でもあるんです。もともと直方市の陶芸教室に通ったことがきっかけで、陶芸作品を作るようになった嘉村さん。初めて作った大型作品が福岡県美術展覧会(県展)で入賞し、日本美術展覧会(日展)にも5年連続入賞という実力の持ち主なんです。
嘉村さんの作品はどれもその模様が特徴的。1ミリのマスキングテープを貼った後、テープとテープの間に、土に顔料を混ぜて作ったものを塗り、さまざまな色を出していきます。その後マスキングテープを外すと、模様が出るそうです。大型作品だとひとつの作品を作るのに約3カ月の製作時間がかかるんだそう。
ひとつひとつ心を込めて作った作品は、築上町役場の応接室にも飾られており町の活性化に一役買っています。また「髪工房KAMURA(カムラ)」では、カップや皿など日常使いができる作品の販売も。2年前に築上町で個展を開いた嘉村さんは「2年後にもう一度、販売をもとにした個展をさせていただきたいと思っております」と今後の意気込みを話します。作品などの詳細は「陶芸家 嘉村裕一」で検索を♪
※この情報は、お昼の情報番組「Wish+(プラス)」(8月28日放送、リポーター:井上 桃子【アイタガール】)でお届けしました。