【注目の福岡市産ブランド野菜】知っておくべき『和白ねぎ』ミネラル豊富な砂地で70年前に誕生!大きくみずみずしい!おいしい食べ方&レシピ!

みなさんは「福岡市産のお野菜」がたくさんあることをご存知でしょうか。
福岡市と言えば、都心と自然の近さも魅力の1つですが、そんな豊かな自然を生かして、春菊、トマト、キャベツ、大根、白ネギなど、実は1年を通して様々な野菜が生産されています。また、生産地が福岡市街地から近いので、鮮度抜群、採れたての味を食卓に届けてくれています。
ここではそんな「福岡市産のお野菜」の魅力が詰まったブランド・ストーリーを紹介。
ぜひ、このおいしい物語と一緒に、味わってみてください。

◼️【和白ねぎ】とは…
和白干潟に隣接し砂地が広がる塩浜地区で、70年前に誕生した和白ねぎ。
じっくり1年かけて砂の中で太らせた白ねぎは、収穫直後からうまみエキスがとろーり溢れ出し、独特の風味とみずみずしい食感はクセになるおいしさです。
香ばしく焼き目を付けて味わえば、甘味倍増。
食卓の主役を張れる極上のブランドねぎです。

◼️70年の歴史を持つブランド白ねぎ
「和白ねぎ」は、福岡市東区の塩浜地区で昭和30年頃から栽培が始まりました。「塩浜」という地名の通り、古くは塩田でもあったという海抜0m地域一帯は、和白干潟でも知られる砂地。白ねぎや玉ねぎの栽培に非常に適した条件の場所でした。年月と共に開発が進んで少しずつ周辺環境は変化していったものの、現在でも白ねぎの県内シェアは約7割を占めています。

◼️白ねぎを甘くみずみずしく育てる砂地
白ねぎは、想像以上に栽培期間が長い野菜です。出荷できる大きさまで成長させるのに、およそ10ヵ月という月日を要します。その間、白い茎の部分をそのまま伸ばすために必要となる作業が、土を茎の周りにかぶせる「土寄せ」。茎の伸長に合わせて、計5~6回行い
ます。つまり収穫されるまで、白ねぎの一番美味しい茎の部分は、ずっと土の中。だからこそ、程よく保水力がありミネラル豊富な塩浜の砂地がちょうどいいお布団となって、シャキッとみずみずしい白ねぎを育むのです。

◼️火を入れると、旨みと甘みが倍増!
お鍋の名脇役でもある白ねぎの旬は、冬。植え付け時期をずらすことで、夏でも出荷は行っていますが、寒くなる11月頃から2月にかけて特に旨みが増していきます。冬の朝、収穫したての白ねぎからは白いゼリー状の水分が溢れ出し、味はもちろんサイズや食感、栄養面でも優れているため、さまざまな料理を強力にバックアップ。農家さんによると、火を入れることで驚くほど甘みが増して独特の旨みも引き出されるため、シンプルに焼いて食べるのもおすすめなのだとか。

◼新鮮な朝採れ「和白ねぎ」を食べてみて
緑の葉の部分は、喉などの粘膜を守るβカロテンを多く含み、白い部分には辛み成分アリシンが含まれています。殺菌作用のあるアリシンが抵抗力を高めることから、昔から風邪には白ねぎが良いとされてきました。現代では、スーパーへ行けば1年を通して白ねぎを買うことができますが、その多くは県外の大規模産地で大量生産し、0度近くで冷蔵保存されたもの。地元福岡生まれの和白ねぎは、朝採れたものが新鮮なまま店頭や食卓に届きます。白ねぎが本来持っている力を損なわず、奥深い味やシャキシャキ食感を存分に楽しめるのも、和白ねぎならではの魅力なのです。

◼「和白ねぎ」おすすめレシピ
上記レシピを参考に!脊和白干潟に隣接し砂地が広がる塩浜地区で、70年前に誕生した「和白ねぎ」をぜひおいしく味わってみてください!

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