デザイン事務所が手掛ける築50年の古民家カフェ「かえでの杜」で味わうランチと憩いの時間(福岡・糸島市)【Oasis~心の休息地をめぐる旅〜】

糸島の山あい、静かな住宅街にひっそり佇む一軒の古民家。「かえでの杜」はデザイン事務所が運営する、築50年の古民家をリノベーションしたコワーキングカフェです。運営するのは「糸島ブランド開発研究所」の稲富さんと「無添加Lab.」の本田さん。

デザイン事務所を“もっと開かれた場所”に。「デザイン事務所って、ちょっと遊びに行こうってならないでしょ?だからカフェを作ったら、作業着とか農作業の途中でも来てくれるかなって思って」。その言葉の通り、カフェを作ることで誰もがふらりと入れるような場になっています。またここを拠点に、地域の作家さんや職人を応援するギャラリーやマルシェも開催しています。

「家庭料理で恥ずかしいけど、心は込めてる。それだけは言える」。
ランチは地元・糸島産の野菜をふんだんに使った、素朴でやさしい味わい。縁側から稲富さんが好きだという楓の木がそよぐ庭園を眺めながら口に運ぶと、身体にじんわり美味しさが染み込んでいきます。静かでゆっくりと流れる時の中で、お腹も心も満たされていくのを感じます。

「絶景はないけれど、“ただボーッとできるだけで楽しい”と言ってもらえるのが嬉しい」。
糸島といえば海辺の景色を思い浮かべる人も多いでしょう。この場所にあるのは穏やかな静けさ。近所だけど里帰りのついでにここに泊まりたいと言う声があったり、おじいちゃんの喜寿のお祝いのために訪れる三世代の家族もいるそうです。何もせずゆっくりと過ごせる贅沢な時間がここにはあって、暮らしの延長にある憩いの場にもなっています。

「もう今すでに幸せ。これ以上のビジョンはない。ここがあるだけで最高」。
そう笑いながら話す稲富さんが目指しているのは「ここで過ごす人たちがゆっくりできる」こと。揺れる暖簾をくぐると、ふんわりと木の香りが広がり、きしむ床板の音さえもどこか懐かしく心地よく響く。柱や建具、天井の梁にいたるまで、かつての民家の面影が残されていて、ここには温かな空間がありました。

■かえでの杜
住所:福岡県糸島市蔵持767−1 かえでの杜 A棟
電話:090-5737-8665
営業時間:10:00〜17:00※完全予約制(前日18:00までに要予約)
定休日 予約が無い日

HP:https://kaedenomori.hp.peraichi.com/

Instagram @kaede.no.mori
https://www.instagram.com/kaede.no.mori/

※営業時間・定休日・記載の内容などは変更している場合がございます。事前にご確認ください。

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【Oasis】
~心の休息地をめぐる旅〜
私が見つけた心の休息地
大切な人との心温まる出会いが
人生をもっと豊かにしてくれる。

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