

「絵なんて興味ない!外で遊びたい!」そんなあの子もこの子もきっとハマるアート展『光と遊ぶ!超体感型ミュージアム 魔法の美術館』が、福岡県大野城市の「大野城心のふるさと館」で2025年9月7日(日)まで開催中です。
これまで全国で開催するたびに大盛況の『魔法の美術館』。わが家も小3と小6の姉妹を連れて観覧してきました。感想から先に言ってしまいますが、姉妹そろって「次はいつ行けるの?」とすぐに聞いてくるくらい(大人も)おもしろかったです!
■飛んで、はねて、触って、投げる!

本展で展示されている12作品は「見て、触って、参加する」というコンセプトに基づいており、ただ眺めるだけでなく、全身を使ってアートと一体になることができます。つまり、全ての作品が“参加型”なんです。
例えば、壁にボールを投げると当たった場所に花火が上がる「なげる、あてる、ひろがる」(スイッチ)、通路を歩くたびに色とりどりの光が足元からあふれ出す「七色小道」(坪倉輝明)、三角形の頂点に触れると複雑な模様が動き出す「Vertexceed(バーテクシード)」(坪倉輝明)、壁に映った自分の影でボールをはじく「Immersive Shadow(イマーシブ シャドウ)」など。体を動かし、ポーズをとってミュージックビデオになる「ハマる!ミュージックビデオ」は、今回が初展示なのだそう!そのどれもが違った形で、訪れる人々を驚きと感動で包み込みます。

わが家の子どもたちは、白い本を持って歩くと夜空の物語が映し出される「よるにおもう」(重田佑介+Zennyan)と、体を動かすと“かみさま”が見える「つくもがみ」(坪倉輝明)に夢中!どちらも、動く度に違ったものが目の前に繰り広げられるので、ずーーーっと遊んでいました。
■室内で体を動かしながら夢中になれる”遊び場”

「中には1時間近く、1つの作品の前から動かないお子さんもいらっしゃいます」と、スタッフの今村さん。「『魔法の美術館』は各地で開催されていますが、今回は心のふるさと館に来てくれる子どもたちの年齢に合わせた内容にしていただきました。日中、外で遊べない日でも足を運んでいただいて、思い出の一つになってくれればうれしいです」と話します。

体を動かすと”つくもがみ”が現れる「つくもがみ」(坪倉輝明)
遊びの延長線上でアートに触れることができるため、美術館が初めてのお子さんでも、飽きることなく楽しめます!会場内は写真・動画撮影が可能。インスタグラムなどのSNSで、魔法のような体験を共有することもできます。光とアートが織り成す幻想的な空間は、どこを切り取っても絵になるはず♪
この夏はぜひ、魔法の世界に足を踏み入れて、わくわくのアート体験をお楽しみください!週末は混雑するので、時間に余裕を持って訪れましょう。平日、休日ともに15時以降であれば、比較的少ないそうですよ。
『光と遊ぶ!超体感型ミュージアム 魔法の美術館』
日時:開催中~2025年9月7日(日)
会場:大野城心のふるさと館(福岡県大野城市曙町3-8-3)
観覧料:大人1000円/中・高校生500円/4歳~小学生300円/3歳以下無料
問い合わせ:092-558-5000(大野城心のふるさと館)
https://www.instagram.com/2018occm/
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