■ 路地裏の階段を上がれば、そこは別世界
福岡県苅田町の静かな路地裏。お惣菜屋さん「旬彩家TSURU」の二階に、ひっそりと佇むお茶の間があります。一歩足を踏み入れると、シュンシュンと湯が沸く音や、どこか懐かしい炭の匂いがふわり。茶葉がゆっくりと開いていく気配に、さっきまでの急ぎ足だった心が、自然とスローダウンしていくのを感じます。ここは、日常のノイズを脱ぎ捨てて、本来の自分に帰れる場所です。
■ 「淡」の中に宿る、凛とした本質
店主の福島大貴さんが大切にしているのは、お茶を通して「人間の本来の五感」を取り戻すこと。店名にある「淡」という言葉には、単に薄い、はっきりしないという意味ではなく、静けさの中にこそ宿る本質を見つめるという想いが込められています。「自分の命を世界にちゃんと使うために、茶人という道を選んだ」と語る福島さんの眼差しは、穏やかでありながら、強い信念に満ちています。
■ 自分自身を整え、満たすということ
室内を包む空気は、驚くほど柔らか。福島さんにとって、お茶を淹れることは誰かのためである以上に、自分自身を整える大切な時間なのだそうです。「自分がしっかり満たされてこそ、初めて世界に還元できる」。その言葉通り、丁寧に茶壺を温める美しい所作を見ているだけで、こちらの内側までしっとりと温まっていくような、不思議な安心感に包まれます。
■ 過去の自分と向き合う、八年熟成の「老茶」
この日いただいたのは、八年という歳月を重ねた「老茶(ろうちゃ)」。「自分の過去や、自然と向き合わせてくれるお茶です」と福島さんは微笑みます。一口含むと、強い刺激ではなく、喉を通ったあとにじんわりと感じられる柔らかな余韻。それは、忙しい毎日の中で置き去りにしていた「自分の声」に、優しく再会させてくれるような、深く、慈しみ深い味わいです。
■ 心に灯をともす、余白の時間を求めて
「完璧な一杯」を目指すのではなく、必要としている人に、深く、届く分だけ。そんな福島さんの静かな確信は、訪れる人の呼吸をゆるめ、表情をふわりと解いていきます。最近ちょっと頑張りすぎてしまったな、と感じているあなたへ。次の休日は、苅田町の小さな二階で、心の内側をそっと温めてみませんか。そこには、あなたを待っている「静かな休息」があります。
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■『淡鳥』
住所:福岡県京都郡苅田町与原1-8-18
営業時間:Instagramをご参照ください
定休日:不定
Instagram:@tanchou.tsuru
https://www.instagram.com/tanchou.tsuru/
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※営業時間・定休日・記載の内容などは変更している場合がございます。事前にご確認ください。
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【Oasis】
~心の休息地をめぐる旅〜
私が見つけた心の休息地
大切な人との心温まる出会いが
人生をもっと豊かにしてくれる。
『淡鳥』の紹介はインスタグラムでチェク!
Instagram:@oasiss
https://www.instagram.com/oasiss.jp/
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■ 淡鳥
住所:福岡県京都郡苅田町与原1-8-18
Instagram:@tanchou.tsuru
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