マシュマロ×博多織 奇跡の老舗タッグで生み出す新しい博多みやげ
2021年07月05日
[ふるさとWish企画]

博多を代表する老舗菓子メーカー・石村萬盛堂と、博多織最古の織元・西村織物が、新しい挑戦を始めようと、異色のコラボレーションを果たしました!
その名も「繭まろ」。博多の新名物にあるであろう、新感覚のスイーツです!

創業115年の石村萬盛堂副社長・石村慎悟さんは「博多の新名物を作りたいと(開発した)。珍しい商品だと思います!」と熱く語ります。

箱を開けると、まず目に入るのは美しい博多織。そして中にはコロンとかわいいマシュマロたちが包まれています。
杏仁風味のマシュマロは、スベスベのお肌にフワフワモチモチの歯ざわり。中には、ミルク風クリームがトロリと入っています。
一番の特徴は、マシュマロとは思えないモチモチの食感。その秘密は、生地に混ぜ込んだシルクフィブロインという液体の絹です。「マシュマロ自体の保湿力が高くなって、より柔らかさと弾力を生んでいます」と開発本部の橋本洋子さん。
コロナ禍に新しい挑戦 社員のアイデアを実現

実は、博多織の最古の織元・西村織物が発案者。「(コロナ禍で)工場を止めるなど、悔しい思いをしていました。それならば、何か新しい挑戦ができないかと考えたんです」と社長の西村聡一郎さんは振り返ります。社員にアイデアを募り、可能性を秘めた“絹を使ったお菓子”に着目。石村萬盛堂に声を掛けたところ二つ返事でOKをもらい、奇跡の老舗タッグが実現したのです。

マシュマロを包んでいる博多織は「祝絹」と名付け、博多にちなんだ2つの柄を用意しました。一つは、3つの松を並べた「博多三階松」。そしてもう一つは、鶴が羽根を広げたように見える博多の古地図をモチーフにした「羽形乃鶴」。この「祝絹」は、縁が形状記憶になっているため、折って小物入れにしたり、袱紗(ふくさ)にしたりと、お菓子を食べた後も美しい博多織を楽しむことができます。
手土産は、味だけではなくパッケージも重要。包みもお菓子も美しい「繭まろ」は、贈る相手への心遣いも伝わりそうですね。
※この「繭まろ」プロジェクトは、九州朝日放送の朝の報道情報番組「アサデス。KBC」が取材し、7月5日(月)にオンエアしました。なお、この「繭まろ」「祝絹」は応援購入サイト「マクアケ」で購入することができます。詳しい内容を知りたい方、購入したい方は【マクアケ 繭まろ】で検索を。