ミスから誕生!?久留米ラーメン
2022年10月08日
[福岡県]
とんこつラーメン(2)

福岡県久留米市。最初の豚骨ラーメンは、今から85年前、この地にあった一軒の屋台で生まれました。
「南京千両」という屋台を開業した店主の宮本時男さんは、出身地である長崎のちゃんぽんと、横浜の中華そばをヒントに豚の骨を煮込んでダシを取ったスープを考案。
これが、豚骨ラーメンの元祖といわれているのです。
当時は、鶏ガラより豚骨の方が安く手に入ることから宮本さんは、豚骨を選んだそうで、弱火でじっくりと炊き上げるスープは「清湯(チンタン)スープ」と呼ばれる透明に近いものでした。
現在の豚骨スープが誕生したのは、それから10年後のこと。久留米で屋台「三九」を開業した店主が、豚骨が入った鍋をうっかり強火で煮立たせてしまいます。その結果、出来上がったのが白濁したスープだったのです。
これが原形となり、大きな釜で大量の豚骨を炊き上げて作る豚骨スープ作りが確立され独特のコクがある味を育んできたのです。
そして、久留米ラーメンは各地へ浸透していき長浜で独自の文化を生んでいったのです。

