別ルーツの異端児!? 鹿児島ラーメン
2022年10月29日
[福岡県]
とんこつラーメン(5)

鹿児島で豚骨ラーメンが誕生したのは、今から75年前の昭和22年。横浜で看護師をしていたのぼる屋の店主・道岡ツナさんが、鹿児島市内に店を構えた時のことでした。
実は、ツナさんが作った豚骨ラーメンは、看護師時代に入院していた横浜中華街の中華料理人から教えてもらったものでした。
のぼる屋のラーメンは、豚骨をベースに鶏ガラや魚介スープを合わせたもので、透明感のあるあっさり味でした。
実は、鹿児島ではラーメンを注文すると「大根の漬物」が出てきます。これは、太麺は茹で時間がかかることから
提供するようになったのだそうです。
また、養豚が盛んだった鹿児島では、ラーメンのスープに豚骨を使うことは、必然だったのかもしれません。
久留米の屋台で誕生した豚骨ラーメンから広がった麺’sロードは、それぞれの地で独自の味を開拓し、全国に誇るソウルフードにまで進化させて来ました。
この秋、お気に入りの一杯を味わいながら、九州で育まれた素晴らしき食文化の歴史と未来に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?

