発見！九州スピリット 毎週土曜よる10:54

この春、福岡城の天守台に浮かび上がった幻の天守閣。
その姿をひと目見ようと、国内外から多くの人々が訪れました。
広大な敷地にそびえたつ天守閣が実在していたら―。
今回、専門家の意見をもとに天守閣をCGで制作。

福岡城は、海側から見ると城全体が、鶴が舞う姿に見えることから「舞鶴城」と呼ばれていました。
その由来が、現在の舞鶴という地名になったのです。

九州産業大学名誉教授　佐藤正彦さん
「天守というのは、世界中で他の国には見られない建築なんです。
そして外国から来る場合に、まず目につくのが福岡城天守で、あぁ日本に来たなぁというふうに思うんじゃないでしょうか。
また天守があれば、福岡市民1人1人の心の拠り所になるんじゃないかと思っています。
だからぜひ、福岡城天守を再建してほしいと思ってます。」

今、福岡の財界を中心としたグループによって天守閣の復元的整備に向けた話し合いがもたれるなど、天守閣建設の道すじを模索しています。

福岡のシンボルとなる天守閣再建に期待が膨らみます。