故郷に遺した宝物
2024年08月17日
[福岡県]
九州五輪史(3)

今から100年前、1924年に開催されたパリオリンピック。
この舞台で日本人初のゴールテープを切ったアスリートは地元・久留米から日本陸上界の礎を築きました。
現在の福岡県久留米市で産まれた納戸徳重。
100年前のパリオリンピックで男子400mと800m、さらに十種競技に出場しました。
たぐいまれな身体能力を持った納戸は、幼い頃から筑後川や近所の水路を泳ぎ、高校生の頃には スポーツ万能な学生だったそうです。
その後、東京高等師範学校に進むと、そこには「日本マラソン界の父」金栗四三がいました。
久留米市陸上競技協会会長 滿園良一さん
「納戸さんは、先輩である金栗さんの援助、協力を経て、世界に伍して戦うためのものとして九州一周駅伝という世界で一番長い駅伝を創設されました。」
パリオリンピック出場の2年後、納戸は現役を引退しますが、金栗とともに九州一周駅伝の開催に向け尽力しました。
滿園良一さん
「1976年に始まった納戸陸上選手権大会は、納戸さんの功績を称え、これを後世に残すために始まったものです。この納戸さんを目指して超える選手が、久留米の地から現れることを願っていますし、信じています。」
そしてさらに、九州のために尽力した偉大なる存在がもう一人…。


