霊場 求菩提山
2026年01月10日
[福岡県]
豊前神楽(1)

国の重要無形民俗文化財・豊前神楽。
600年以上の歴史を持つ祈りの舞は、その迫力やスピード感で見る者を魅了するまさに芸術です。
そして個性的な特徴を持つ唯一無二の神楽なのです。

豊前神楽は、福岡県と大分県にまたがっていた旧豊前国一帯で奉納される神楽の総称で、中でも福岡県豊前市には神楽講(かぐらこう)と呼ばれる保存会が現在も6つあり、毎年約50の神社で神楽を奉納しています。
豊前市のシンボル求菩提山。古くから九州を代表する山岳信仰の霊場として知られ、山伏たちの修業の場でした。豊前神楽にはこの山伏たちの影響が色濃く残っているといいます。
【求菩提資料館 栗焼憲児館長】
「豊前修験道の一番大きな祭りに『松会』というものがあります。その中の幣切神事の様子がそのまま演じられるのが豊前神楽の湯立神楽と言われています。」
また「鬼」が登場する演目が多いことも豊前神楽の大きな特徴です。
【求菩提資料館 栗焼憲児館長】
「鬼はいわゆる力の象徴です。その鬼の伝説は修験道の山にはどこでもあります。求菩提でいえば求菩提の権現様が鬼を退治する。そのことによって人々に幸福をもたらすという意味合いがあります。」
独特の個性を放つ豊前神楽。そのシステムにも大きな特徴がありました。
なんと…リクエストに応えてくれるのです!

