推しは刀!?
2026年02月14日
[福岡県]
黒田家の名宝(2)

世間で浸透している「推し活」。
その対象が、「刀」というケースもあるのです。
毎年、福岡市博物館で人気を集めている黒田家の企画展示。この人気の背景には
あるゲームが影響しているそうで…。
福岡市博物館・博士 堀本一繁さん
「刀を擬人化したゲームが女性に大変人気でありまして、そのモデルになった刀の実物をご覧になられたいという女性がたくさん全国からおいでいただいています。」
推しのキャラクターである実物を見てみたい。
特に人気なのがこの「圧(へし)切長(きり)谷部(はせべ)」。
訪れた女性ファンはこう語っています。
「毎年見に来ています」「現存しているのがスゴイ」「最高です!もう長谷部大好き」
「長谷部見るために正装できました」「めちゃくちゃカッコイイです」

一方で、以前から全国的にも有名な名宝があるのです。
それは、「日本号」という槍。
皆さん、黒田節という歌を聞いたことありませんか?
この槍は、豊臣秀吉の家臣・福島正則が所有していたものです。
ある時、官兵衛の家臣、母里太兵衛(もりたへえ)が福島のもとを訪ねた際、こう言われます。
「この盃を飲み干したら何でも望む物を与えよう」
一気に飲み干した太兵衛が求めたのが、この槍でした。
「日のもと一」と歌われる「黒田節」は「日本号」の逸話がモデルなのです。
今も愛される黒田家の名宝。
しかし、現存しているのは、その一部でしかないのです。

