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放送内容

交易は奪う?つなぐ?

2026年06月13日

[大分県]

大友宗麟(2)

神宮寺浦 南蛮貿易場跡

海外貿易で巨万の富を得た戦国武将・大友宗麟。
奪うか?繋がるか?彼が選んだ外国との関係とはー。

南蛮屏風

1541年、中国船に乗ったポルトガル人がはじめて豊後にやってきました。
この時、宗麟はまだ15歳。豊後を治めていた父・義鑑(よしあき)に対し中国からやってきた船乗りがこう言ったのです。

「金持ちになりたいなら、ポルトガル人から奪い取りなさい」。

その話を聞いた宗麟はー。

貿易品

大分市教育委員会 文化財課 中西武尚さん
「せっかくわざわざ交易に来てくれたポルトガル人に対して、財産を奪うようなことはよくない。逆にそういった人を保護することで、自分たちの利益にもなるんじゃないかと言った。」

この出来事でポルトガルとの友好的な関係を構築できたのです。
そんなある日、宗麟の弟の晴英(はるひさ)がヨーロッパから運ばれた火縄銃で腕に大けがをします。この時、治療をしたポルトガル人の医療技術に宗麟は驚き、西洋の文化や技術に関心を深めていきました。

白檀塗浅葱糸威腹巻

やがて20歳で当主となり、海外貿易の成功によってますます勢力を拡大していったのです。

西洋の機能的なデザインを意識したような兜と甲冑から宗麟の思いが想像できます。

こうした西洋への関心が一層深まったのは、一人の外国人との出会いからでした。

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