更なる発展へ
2026年07月25日
[福岡県]
博多駅物語(4)

今月21日にオープンした西日本シティビル。博多駅エリア再開発の中核として大きな期待を集めています。進化を続けるこの街の発展を支えたのは、街づくりに懸ける博多っ子のスピリットでした。
博多駅が最初に誕生したのは明治22年、福岡市制が施行された年のこと。当時の福岡市の人口は5万人程度だったといいます。
アーキビスト・近現代史研究家 益田啓一郎さん
「1日数十人というレベルで利用者も少ないし、1時間に1本とかの本数でした」
現在の地に博多駅が移転したのが昭和38年、それは駅の移転のみならず未開の地に新たな街をつくるという大事業でした。更に7階建ての駅舎は「民衆駅」と呼ばれる民間の力を生かしたものでした。

アーキビスト・近現代史研究家 益田啓一郎さん
「地元企業が出資して作った新しい会社の博多ステーションビルが民力で開発した駅でした。神戸以西の西日本エリアでは初めての事例でした。」
将来の福岡の発展のため、玄関口となる博多駅は堂々たる風格を備えたものに…。政財界が一致団結した取り組みが、福岡市発展の起爆剤となっていったのです。
そして今、初代博多駅があった出来町公園には、来年秋のオープンを目指し新たな交流施設の計画が進められています。
これまでもこれからも賑わいを生み続ける博多駅エリア。
九州の玄関口は、未来に向けまだまだ進化を続けています。