2024年3月14日放送
[三瀦郡大木町の地域リポーター 西川 典洋さん]
三瀦郡大木町の地域リポーター
西川 典洋さん
今回の三瀦郡大木町の地域リポーターは元まちづくりアドバイザーで現在まちづくり貸本屋店長の西川 典洋さんです。
西川さんは、音楽、写真撮影、自転車、読書、珈琲、といろんな趣味をお持ちの方です。
その趣味の一つコーヒー好きが乗じて、昨年3月に10年間務めた大木町役場を退職されて、大木町に「たみえる珈琲店」を開店されました。 お店は侍島(さむらいじま)で、八女と大川を結ぶ旧442号線に面している民家の一画にあります。
街づくり図書館としての役割もということで、本もいっぱいおいてあり、自家焙煎のコーヒーやスイーツ「自家製のプリン」「ふかふかのシフォンケーキ」なども充実しています。
この場所でカフェを経営して、見えてきた地域の課題として見えてきたものがあるそうです。
定年退職をした男性は、家に家族と住んでいるもののコミュニケーションが少なかったり、両親が共働きのお子さんは親の帰宅が遅いため一人で待つよりお店にいたい、など
カフェはそういった方々の集いの場所(居場所)となっています。
また大木町では、庭先や軒先で野菜の無人販売やマルシェなどをやっている所を巡る「軒先マルシェ」を年に数回実施していますが、「たみえる珈琲店」もマルシェ開催のひとつになっています。
マルシェは「軒先マーケット」として大家さんの古賀さんご夫婦が始めたものですが、奥さんのやよいさんは
「単に侍島の中で売ったり買ったりし合って、モノが移動しているだけ」とお話されていたそうですが、そうして地域のみんなが幸せな気持ちになることが「新しい経済(経世済民)」だと実感しているそうです。
前回の12月17日は寒い日の開催でしたが、みなさんほっこりとした気分で巡っていらっしゃいました。
次回2024年3月24日(日)に実施される予定です。
★現在「ヒルマニ(パーソナリティ:三澤アナウンサー担当日)」でこのコーナーをお送しており、地域レポーターの方に毎回“その街の筋肉スポット”を教えていただいています。
大木町は大昔に有明海の干潟を掘って大地ができて以来、水田稲作を営んできたわけですが、収穫されたお米、昔は米俵1俵が60キロ。
現在は30キロの袋に入れているそうです。今回は、お米を脱穀して乾燥させるカントリーエレベータで、このコメ袋を担ぎ上げるという筋トレをご紹介いただきました!
「たみえる珈琲店」Instagram
福岡県・大木町にできたくつろぎの場所。地域を潤す「たみえる珈琲」の癒し | Planet M
第5回大木町軒先マルシェフェスタ