福岡県宗像市『宗像海人(あま)食堂やっさん』をご紹介!
2020年07月31日
[番組で紹介した情報]
代表の七田康彦(シチダ・ヤスヒコ)さんとは?
『宗像海人食堂やっさん』は、福岡県宗像市上八にあります。代表の七田康彦さんと奥様の真理子さんを中心に経営されている飲食店です。代表の七田さんは宗像市漁業協同組合鐘崎支所に所属する漁師で、現在は遊漁船を中心に「はえ縄」や「一本釣り」もされているそうです。
川上「やすひこさんだから『やっさん』ですか?」
中野「そうです。『やっさん』とか『やっしん』とか呼ばれているそうで、そのままニックネームがお店の名前になったかんじですね。僕も魚釣りで船に乗せてもらって、鯛を沢山釣りました!」
七田さんは漁家の5人兄妹の生まれ。七田家は代々、家族で“ふぐ”の延縄漁を中心に漁業を営まれてきました。「ふぐの延縄漁を中心にやってきましたが、阪神淡路大震災で大きなフグの消費地の関西地方が被害を受け、フグの魚価が暴落、その他の魚価も下がってしまったため、遊漁船中心に変えました。」とのこと。七田さんの船の船名『POLARIS(ポラリス)』「本当は“第八わかしお丸”という名前にしたかったのですが、中古船(それでも家が一軒買える価格!)の船名をそのまま使いました。安上りでしたので…(笑)」とのこと。
七田さんは漁業が最盛期の頃は、東シナ海などの遠洋への漁にも乗組員として出漁されていたそうです。「私は乗組員の皆さんの“食事担当”で乗船していました。長い時は10日~2週間の漁で、乗組員の皆さんは一日休漁の日もありますが“まかない係”の私は休みなしです…(笑)」とのこと。
【『宗像海人食堂やっさん』 とは?】
現在のお店の創業は、5年ほど前、福岡市にある知人の病院がスタッフの為の福利厚生活動の一環として宗像周辺で行事をされた際、バーベキュー等でお手伝いをされたことが切欠となったそうです。現在、飲食店で料理を提供できるのは、七田さんに「まかない担当」の経験があったことと、奥さんの真理子さんも福岡市内で中華料理店を経営されている叔父さんのお手伝いをされていたからだということです。
川上「やはり魚中心のメニューですか?」
中野「はい、天然物のお魚が中心です!今日は七田さんから“黄鯛(レンコ鯛)”を頂いたので僕が焼いて先ほどお届けしたのですが…」
後藤「香ばしい良い香りがしていますよ!」
川上「身がフッと!柔らかいね!!美味しい~~!!!」
中野「僕も焼きながら、これは美味しそうな魚だなと思いました!」
後藤「身離れが良いですね~、新鮮なんですね」
中野「七田さんのお店ではレンコ鯛とかを鉄板焼きにされているそうです」
お店のメニューに使用される材料は、七田さんが水揚げされた魚や、地元の漁師仲間の皆さんから譲ってもらった魚、お米や野菜も地元の友人や知人が作られたものも中心に使われています。奥さんの真理子さんのお話では「学生時代の友達が作った野菜や魚が殆どで、幼馴染の食材が集まって飲食店をさせて頂いています…(笑)」とのこと。
鉄板焼きコースメニューでは例えば、活き鮑・玄海ヤリイカ・天使の海老・ホタテ・サイコロステーキ・野菜などなど。ご希望の金額で設定できますし、手軽なお昼の定食も沢山あります。
中野「店内には娘さんが描いたイカの絵とかあります!」
●連絡先●
『宗像海人食堂やっさん』 福岡県宗像市上八(コウジョウ)757-1
TEL:0940-72-5272
【営業時間】11:30~15:00 / 17:30~21:00(夜は予約のみ対応)
【定休日】火曜・第3水曜
川上「来週は?」
中野「長崎県西海市『長崎 西海道本舗』をご紹介します!」