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どんなに世の中が変化しても変わらない場所、変わらないふるさとの風景。地域の守り人が大切にするとっておきの絶景をご紹介します。

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【板金職人❶】「不器用でも丁寧に」吉岡英弥さん

2026年09月13日

吉岡英弥さんが高校を卒業した頃、日本はオイルショックの真っただ中。
就職先が決まらなかった吉岡さんは、家業である吉岡板金で「手に職を」と、18歳で板金職人の道へ進むことを決意しました。
父から初めて指導を受けて作ったのは、今も作り続けているジョウロでした。

しかし、ジョウロ作りはあまりの難しさに途中で諦めそうになったといいます。
そんな吉岡さんに、父・義隆さんは「器用だろうと不器用だろうと最後まで丁寧にやりあげれ」と諭しました。
その言葉は今も忘れられない、大切な教えとして心に刻まれています。

板金職人になって54年。
今でも作り続けるジョウロは、父が作っていた形を引き継いでいるそうです。父の教えを胸に、今日も1人、工房に立ち続けます。
彼が作る一つひとつのジョウロには、職人としての誇りと愛情が込められています。

吉岡さんが未来に残したい風景は、大分県佐伯市の上浦地区の海岸です。
特に水平線が好きで、「この先はどこまで続いているのかな」と思いを馳せるのが楽しいと、穏やかな表情で語ります。
その眼差しは、自身の職人としての道のりと重ねているようでした。

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吉岡板金

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