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大川建具組子職人❶ 「建具と組子」仁田原進一さん

2025年09月07日

2025年9月7日(日)に放送された「九州リースサービスプレゼンツ STORY」では、大川市で建具・組子を作り続ける「仁田原建具製作所」の物語をお届けします。

福岡県大川市に工房を構える仁田原建具製作所。
ここでは釘を一本も使わずに細かな木片を組み上げ、精緻な幾何学模様を生み出す日本の伝統工芸「組子」が、親から子へと受け継がれています。
工房を率いるのは、建具組子職人の仁田原進一さん(63)。
その技術と情熱は、息子の辰宏さん(36)と進二さん(34)に確かに引き継がれています。

大手メーカーによる扉や窓の既製品が主流となった現在、「(町工場が生産する)建具需要は少なくなっているんですよね」と時代の変化を冷静に受け止めつつも、「組子に関しては珍しくてきれいなものですので、豊かに暮らして頂けるように頑張っています」という言葉には、職人としての誇りと未来への希望が満ちあふれています。

親子3人の職人が、小さな木片を組み合わせて、大きな扉やふすまへと仕上げていく作業は、集中力、根気、創造力のたまものです。
長男の辰宏さんは「父と弟、二人いる分、心強い」と語れば、弟の進二さんも「協力しあえることが心強い」と話します。

そんな進一さんが未来に残したいと願う地元の風景「風浪宮」が登場します。
仕事でもプライベートでも、人生の節目で常に見守ってくれた大切な場所。
伝統工芸を守り伝える彼らの姿は、この変わらない風景への思いと深く重なります。
親子三人の職人技と、温かい家族の絆が織りなす、心温まる物語をご覧ください。

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仁田原建具製作所

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