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【木型職人❶】「型でつくるかたち」村田 誠さん 

2026年02月01日

紀元前から続く金属加工技術「鋳造(ちゅうぞう)」。
福岡県宗像市にある村田木型製作所は、「鋳造」に不可欠な「木型」を製作する、福岡でも数少ない専門業者の一つです。
社長の村田誠さんは、20年以上の経験を持つ熟練の職人でもあります。
木型とは、主に鋳物を作るための鋳型をつくるにあたって、その元となる木の模型をいいます。
自動車部品から家庭用のたい焼き器まで、多岐にわたる製品の製造に貢献しています。

まだこの世に存在しない製品を設計図からイメージし、頭の中で立体として構成する作業には、高度な空間把握能力が求められると、村田さんはいいます。
加えて、木を削り出す工程では、0.1ミリメートル単位の非常に精密な熟練職人としての木工技術が必要です。
頭と手、両方の技術を鍛える必要があるため、木型職人が一人前になるには、10年、20年といった長い年月と、並外れた根気がいる仕事だと教えてくれました。

そんな木型の世界も近年変革が進んでいるそうです。
今まで職人さんがやっていた作業も機械に任せられるようになり、木型職人になるハードルは低くなっています。
村田木型製作所でも木型作りに携わる若いエンジニアが増えてきました。
「良いものは取り入れて、次につなげてもらいたい。」それが物作りの進化だという村田さん。
これからも木型の普及にワンチームで尽力していきたいと決意を語りました。

村田さんが未来に残したい風景は、「宗像市鐘崎(かねざき)の風景」です。
幼少の頃から宗像で育ち、野球に打ち込んできた村田さん。
職人としての信条である「こつこつと積み重ねる」というやり方の原点を、幼い頃に熱中した野球の世界から学んだと言います。
自身のルーツであるこの場所に来ると、木型職人として積み重ねてきた20年以上の経験を、さらに次の世代へと繋いでいこうという気持ちがより一層強くなるそうです。

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株式会社 村田木型製作所

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