MAP 閉じる

検 索 閉じる

番組検索

番組キーワードから探す

番組名から探す

KBCマップ

エリア

放送内容

【人形師❶】「切磋琢磨する親子」宮﨑陶里さん・宮﨑康平さん

2026年05月24日

「息子と2人でやっています」。そう語るのは、あかね工房の宮﨑陶里さん。
かつては7名のスタッフと共に食器などを作っていましたが、約20年前から親子2人で人形をメインに作陶しています。
工房には2つの作業台があり、父・陶里さんが息子・康平さんの背中を見守るような配置になっています。

陶芸の道に入って50年以上になる陶里さんがメインに制作しているひとつが、見る人の心を和ませる地蔵菩薩です。
その原点は、観音様などを作っていた祖父の姿にありました。
幼い頃から工房で遊び、自然と仏像作りに惹かれていったと言います。
陶里さんは、子どもが生まれたばかりの時の表情をイメージして作陶しているそうです。

父の背中を見て育った息子の康平さん。
高校卒業後から父のそばで作陶しますが、父から技術を教わるのではなく、ただじっと横にいて観察していたそうです。
そして、康平さんは龍や鬼など力強く独創的な作品を次々と生み出し、陶里さんが「人形作家が向いている。
僕を追い抜いていった」と感心するほどの腕前になりました。
今も親子で高め合いながら作陶に励んでいます。
陶里さんは、康平さんには自分の跡を継ぐのではなく、陶芸家として陶人形の伝統を継いでくれることを願っています。

宮﨑陶里さんが未来に残したい風景は、工房から見える風景です。
70年という歳月をこの地で過ごしてきた陶里さんは、「環境的に見どころはないかもしれないけど、僕にとっては一番住みやすい」と語ります。
山奥の静かな空間から、かけがえのないふるさとの風景が広がっています。

MAP

あかね工房

過去の放送内容