食べる復興で地元を元気に!焼鳥店店主が想いを込めた島らっきょうドレッシング ~ふるさとWish朝倉市~

「島らっきょうドレッシング」1本650円。1本に約7~8個の島らっきょうが入っている

福岡市から車で約45分。福岡県朝倉市は豊かな自然に恵まれ、のどかな里山の風景が広がる地です。しかし2017年の九州豪雨では甚大な被害を受け、復興は未だ、道半ばです。

2019年7月29日(月)にKBCで放送された夕方のニュース番組「シリタカ!」のコーナー「ミツケタ!」では、同市にある「焼鳥 鷹陣」にお邪魔しました。焼鳥店として朝倉の復興に取り組む、大将の江上 且良さんにお話しを伺います!

「島らっきょうドレッシング」で朝倉を元気に!

江上さんは「島らっきょうドレッシング」を作り、復興に励んでいます。島らっきょうというと沖縄が有名ですが、実は現在、朝倉市や東峰村でも栽培されているといいます。そのきっかけは、2年前の九州豪雨。災害の際に田んぼに土砂が入ってしまったそうですが、そんな厳しい土壌でも島らっきょうは育ったということが、栽培のきっかけになったそうです。

その島らっきょうの消費を増やすためにと考案したのが「島らっきょうドレッシング」。1本に島らっきょうが7、8個も使われています。酢漬けにした島らっきょうを使用しているため、酸味がありさっぱり。カリカリに炒めたベーコンがそれに旨味を加えます。少しドロッとしたテクスチャーなので、食材と良くからみますね!

サラダはもちろん、餃子、カレーにまで用途多数!

ドレッシングの酸味が、餃子やカレーをさっぱりしてくれるそう

「島らっきょうドレッシング」は、サラダはもちろん、他にもおいしい食べ方がたくさんあるそう。今回は、江上さんおすすめの食べ方を教えてもらいました。まずは、餃子。餃子の上からドバドバっとかけてください!目玉焼きにもソースのような感覚でかけてOK。

そして、なんとカレーにも合うといいます。“カレー”と聞いて、スタジオからも「えー?」という驚きの声が上がりましたが…。「食べてみにゃ、わからん」と江上さんからもアドバイスがあり、カイラ君は早速、かけてないところとかかったところを食べ比べ。すると「うわ~、おいしい!酸味も効いて、さっぱりしたカレーになります!」とのこと。暑い夏には、特に良さそうですね!

この「島らっきょうドレッシングは、8月3日(土)に三連水車の里あさくらにて行われるお祭りで販売するそうですので、朝倉に足を運んでお買い求めください。同じ場所で「シリタカ!食堂」も開催されますので、そちらにもぜひ立ち寄ってくださいね!

ドレッシングを開発した江上さん(右)とカイラ君(左)

■KBC 水と緑の物語
「シリタカ!食堂」も開催。ここでしか食べられないものもあるので要チェック!
日時:8月3日(土)9時30分~17時30分
場所:三連水車の里あさくら
https://kbc.co.jp/watergreen/monogatari/

■焼鳥 鷹陣(たかじん)
住所:福岡県朝倉市甘木1670-1
TEL:0946-24-8455

※この記事は2019年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

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