久留米縞織の新ブランド「シマオリチェック」 目指すは日本を代表するチェック柄~ふるさとWish筑後市~

久留米縞織をアレンジした「シマオリチェック」

1946年創業の「ミツノブ」は、久留米織製品を製造販売する会社です。

機械織りで作られる

久留米織や久留米縞織は江戸時代から続く伝統織物・久留米絣を基に作られた織物で、先染めの糸を使って機械で織り上げるのが特徴です。とても丈夫で長持ちし着心地が良く、以前は筑後地方に広く普及していました。今でも国内で製造する半てんの約9割は、筑後地方で作られているといいます。

いろんな世代に受け入れられるオリジナルのチェック柄

しかし近年は、後継者不足や生産量の減少で、業界は衰退。そこで、久留米縞織を日本を代表するチェック柄ブランドにする「久留米縞織復活プロジェクト」が始動しました。福岡市在住の学生やデザイナーが参加し、基本となるチェック柄などが完成。「シマオリチェック」と名付けられ、2021年2月にはインターネットなどで販売される予定です。

筑後発の「シマオリチェック」が、日本を代表するチェック柄になる日も近いかもしれません。

【シマオリチェックは「筑後織」と名称を改め、伝統産業としての一歩を踏み出しました。インスタグラム「筑後織」@chikugo_ori】


筑後染織協同組合
0942-53-5136

※この記事は2020年の情報です(「アサデス。九州・山口」12月8日放送、リポーター:篠﨑麻由子【アイタガール】)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。
※2023年3月追記

ミツノブ

住所:福岡県筑後市高江59

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