シャッター通りでシャッターを切って♪ 映えを目指す伊田商店街~ふるさとWish田川市~

絵のどこかに”幸せの青い鳥”が

JR田川伊田駅からすぐ。昭和レトロな香り漂う伊田商店街は全長約450m。全盛期にはおよそ100店が軒を連ねていましたが、炭鉱の衰退とともに店舗に空きが目立つようになり、現在40店が残るのみ。いわゆる”シャッター商店街”となってしまいました。

しかし、それを逆手に取り、3年前から”シャッターアート”による地域活性化がスタート。多くの若い人たちが写真を撮りに訪れるようになったといいます。

芸術家・坂本鷹也さん

芸術家の坂本鷹也さんは、この商店街でシャッターアートが広がるきっかけとなった作品の一つ(写真1枚目)を手掛けたそう。「最初に商店街を訪れた時、暗いイメージがありました。そこで、“色を入れたらもっと楽しい明るい雰囲気になるのでは”と思って(シャッターアートを)始めました」。しかし、当初は4店舗しか許可をもらえなかったといいます。「落書きというイメージをもたれていました。でもこの絵を描いた後にぐっと意識が変わった」。今では約50店舗が参加。地元の大学生や子どもたちも絵を描き、田川を象徴する「二本煙突」や「香春岳」、かわいい動物や花いっぱいの作品が、商店街をカラフルに彩っています。

参加型アートも

シャッターが閉まっていても”にぎやかな”伊田商店街。「これからも色をどんどん増やしていって、明るく楽しい商店街にしていきたい」と坂本さん。あとはバンクシーが来るだけかも?!

※この記事は2021年の情報です(「シリタカ!」9月6日放送、リポーター:カイラ)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

伊田商店街

住所:伊田商店街

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