【ふるさとWish】ディープな博多めぐり!街中にある自然豊かな癒しの空間と、隠れ家料亭で食べる高級タルト♪(“深”発見!博多)

博多区住吉神社すぐそばにある「楽水園」。明治時代の博多商人・下澤善右衛門親正の別荘跡を改築した池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)の日本庭園に、大久保美咲リポーターが訪れました。

JR博多駅から博多湾側のエリア、御笠川と博多川に囲まれた“博多部”と呼ばれる地区は、ビルや商業施設が立ち並び、発展が目覚ましい福岡市を象徴するエリアです。一方で、昔ながらの街並みも残り、多くの観光客でにぎわいを見せています。
そんな博多のディープな魅力を紹介しようと、伝統的な「博多塀」に沿って、「楽水園」の風情ある門をくぐり、石畳の小道を歩いていくと、緑いっぱいの光景が広がります。木漏れ日が差し込み、博多の街中にいることを忘れさせてくれるほどです。日本らしい庭園の造りや、茶室も設けられており、海外からの旅行客も多く訪れていました。

庭園内には「水琴窟(すいきんくつ)」という仕掛けがあります。手や口を清めるために使用される手水鉢「蹲踞(つくばい)」のすぐそばの地中に“かめ”を埋め、その中に落ちる水滴の反響音を楽しむそう。大久保美咲リポーターも早速体験!柄杓に入った水を地中に流し耳をすますと、地中からかすかに鉄琴のような涼しげな音色が響いていました。

つづいて大久保リポーターは「楽水園」から徒歩5分ほどの場所にある「にしやま亭」へ!細長く、暗い入り口をドキドキしながら進んでいくと、そこは知る人ぞ知る古民家の“隠れ家”料亭。オーナーの西山誠さんが出迎えてくれました。“高級家庭料理”というジャンルで、お客さんのわがままをできる限り聞く、というスタイルで出しているそうです。

西山さんに案内してもらい、古民家らしい急な階段を使って2階へ上がると、右側には最大8名掛けの掘りごたつ、左側にはバーのようなカウンター席があります。カウンター席の目の前には自然光が差し込む大きな窓があり、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

また10月から日中帯は高級タルトの専門店としての営業がスタートしたということで、大久保リポーターの目の前に出てきたのは『栗の一撃セット』。もともとパティシエをしていた西山さんが以前から作っていた『栗の一撃』というマロングラッセのタルトと、フレッシュフルーツを使ったタルト、そしてコーヒーがセットになっています。『栗の一撃』はイタリアの栗をふんだんに使っており、手で食べるのがおすすめだそう。
試食をした大久保リポーターは「まわりがサクサクで、中がしっとりとしていて、栗の香り、それからお酒の香りも口の中に広がっています!」と五感を刺激されるような味わいに大満足!また、朝倉でも店をしている西山さん。毎回朝倉から取り寄せているフルーツを使ったタルトは、シャインマスカットや柿、梨などがクリームと一緒にクレープ生地に包まれていて、フレッシュ感が味わえる逸品。隠れ家のような空間で、秋の味覚を贅沢に堪能できるタルトを味わってみてはいかがでしょう♪


楽水園
福岡市博多区住吉2-10-7
092-262-6665
入園料 大人1人 100円、子ども(中学生以下)1人 50円
開園時間 9:00~17:00
休園日:火曜日(当該日が休日の場合はその翌日)

にしやま亭
福岡市博多区住吉3-5-13
092-292-6396
営業時間 昼11:00~15:00(オーダーストップ14:30)
     夜18:00~22:00
不定休


※この情報は、お昼の情報番組「Wish+(プラス)」(2024年9月30日放送、アイタカーリポーター:大久保美咲)でお届けしました。

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