読書の秋にぴったりな、本との新しい出会い方を体験してみませんか。
福岡市東区箱崎にあるレトロなアパートの一室で営まれているのが、実店舗を持たない“間借り本屋”『古本怠惰(ふるほんたいだ)』です。ほかにも、古着屋や元銭湯などさまざまな場所へ本を届けて営業しており、落ち着いた空間には心がほぐれる本が穏やかに並んでいます。
■店名に込められた「ほっとひと息つける場所」への思い
印象的な『古本怠惰』という屋号は、梅崎春生の『怠惰の美徳』に由来しています。
忙しない日々のなかで立ち止まり、誰もが肩の力を抜いて“怠惰”になれる休息の場所にしたいという、店主の温かな願いが込められています。
■中身はお楽しみ!海外発祥のカルチャー「ブックデート」
ここで注目を集めているのが、海外生まれの文化を取り入れた「ブックデート」(1000円)。本の表紙が見えないようクラフト紙で丁寧にラッピングされ、お菓子としおりが添えられたギフト仕様のセットです。
外側に貼られたメモには店主による手書きのイラストと、作品冒頭の一節など“本の中身のヒント”が記されており、まるで文通のようなワクワク感を味わえます。
■最初の一文から広がるストーリーとの出合い
「私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う」と書かれたメモに惹かれて包みを開けると、現れたのは吉本ばななの不朽の名作『キッチン』。
大切な人や暮らしとのつながりを通じた再生を描く物語との出合いは、まさに一期一会。何が入っているか分からないプレゼントを開けるような高揚感が、いつもの読書を特別な体験へと変えてくれます。
営業日や出店場所は不定期となるため、訪れる際は公式Instagramをチェックしてみてください。
『古本怠惰』
梅津ビル(福岡市東区箱崎)ほか、間借り出店
詳細はインスタグラムで!
Instagram@furuhon_taida
※営業時間などは変更される場合があります。事前にご確認ください。
※九州朝日放送 2026年10月22日「アサデス。KBC」の放送内容です。
■ 外部リンク
GENRE RECOMMEND
同じジャンルのおすすめニュース
AREA RECOMMEND
近いエリアのおすすめニュース



