記念すべき第30回記念大会はベテラン湯原信光が通算7アンダーで 若手を振りきり、ツアー10年ぶりの優勝を飾った。
混戦模様の最終日、平石武則、加瀬秀樹、桧垣繁正が通算15アンダーで並び、今大会史上8回目のプレーオフへ。1ホール目で加瀬が脱落、4ホール目のパター勝負を平石が制し、プロ19年目で涙の初優勝を手にした。
本人の予定通り67でラウンドし、通算18アンダーで初日から首位を守りきり、完全優勝を飾った。伊沢は全米プロの疲れも見せず、今季2勝目をマークし、賞金ランキングも一気に2位に浮上した。
初日雨天中止となり、54ラウンドの戦いとなったこの大会。最終日、1打差2位でスタートした米山は、地元福岡のツアー初Vを狙う野上を逆転し通算11アンダーで今期2勝目を飾った。なお史上初大会4連覇を狙った尾崎将司は、4アンダー12位タイに終わった。
初日、単独トップのスタート。2日目は首位を奪われたものの、3日目この日のベストスコアをマークして再び首位に立つ。最終日は強風下での戦いだったが、イーブンパーと手堅くまとめ今大会3連覇、通算4度目の優勝を飾った。
初日より単独首位のスタートを切ったジャンボ。一度も首位を譲ることなく、通算22アンダー、2位の福沢孝秋と手嶋多一に12打差をつける圧倒的な強さを見せて優勝。オーガスタ初の2大会連続優勝者となった。
尾崎が初日から単独トップでスタートし、3日目まで首位をキープ。最終日、猛チャージの手嶋多一に通算15アンダーで並ばれたが、結局プレーオフを制し、逃げ切った。同年の時点で8戦5勝、賞金総額も史上最速で1億円の大台を突破した。
猛暑の中、ベテラン勢が次々と予選落ち。2日目に新鋭の細川がベストスコア66をマークしてトップに踊り出た。勢いは最終日まで続き通算17アンダーで逃げ切り。プロ3年目で涙の初優勝を手にした。
久々に猛威をふるう水不足の中、2日目にワッツが躍り出た。ジャンボ、ルーキーの江連忠、謝錦昇とのデッドヒートを最終日16番ホールのスーパーショットで制し、17アンダーで優勝を決めた。
2打差以内に11人がひしめく大混戦の最終日。着実にスコアを伸ばした陳と林吉祥のプレーオフで2ホール目のパター勝負を陳が制して、大会初優勝を決めた。前年の志明に続いての兄弟Vだった。