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毎週土曜 よる10:55~

放送内容

炭坑(ヤマ)の記憶は 世界の記憶へ

2022年08月06日

[福岡県]

山本作兵衛(1)

かつては日本最大の産炭地だった福岡県筑豊地域。
その炭坑の様子を遺した記録画は、ユネスコ“世界の記憶”に登録されました。作家の名は山本作兵衛。今月は生誕130年を迎える炭坑絵師の生涯と軌跡に迫ります。

福岡県筑豊地域。「筑豊」という地名は、明治時代、筑前と豊前に連なるこの一帯で石炭の採掘が盛んになっていった際、2つの地域の頭文字をとって「筑豊」と名付けられました。以来、その名は日本最大級の産炭地の名称として全国に知られていきます。

この炭鉱で働く労働者たちの暮らしぶりを記録画として描き続けたのが山本作兵衛です。14歳から炭坑で一人前に働いていた彼は、66歳から記録画を描き始め、92歳で亡くなるまでに、1000点以上の作品を遺しました。

作品数もさることながら、作兵衛の絵は、驚くほど正確で細密に描かれていて、炭坑労働を経験した者ならではの日常が記録されていました。
作兵衛の記録画は、2011年、ユネスコが歴史上重要な文献や絵画、楽譜を後世に伝えるために主催する事業“世界の記憶”に日本で初めて登録されました。

作兵衛は、記録画を描き続けた要因をこう語っています。

「記憶に遺したい一心 描かずにはいられなかった」。

その優れた才能の原点は、少年時代に描いた絵にありました。

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