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放送内容

八女“箱雛”

2025年03月29日

[福岡県]

箱雛(開いた状態)

一見何でもないような木箱。ところが蓋を開けると…そこにはお雛様の姿が。
八女に残る“箱雛”です。

箱雛(開いた状態)

伝統工芸の町として知られる福岡県八女市。
かつてこの町では、雛人形といえばこの“箱雛”のことを指すくらい浸透していたといいます。

九州のひなまつり広域振興協議会 企画誘致宣伝委員長 瀬下麻美子さん
「どこにでもさっと置けるからです。普通なら赤い毛氈を敷き詰めますが、それは大変なことです。これだとパッと出してパッと飾れます。大きいお雛様2つでもう用を足します。一段一段飾る必要もありません。」

雛飾りを庶民にも手の届くものにした箱雛。その着想の元となったのは八女が誇る伝統工芸のひとつ「仏壇」だったといいます。
江戸時代後期頃から、八女の仏壇職人たちが副業として作り始め、衣装には仏具の布、冠などの金具には提灯の部品を利用するなど、工芸の町・八女ならではの人形として根付いていったのです。

掛軸雛

その土地の生活に密着して発展した雛人形。
瀬下さんの地元・筑豊では、手狭な炭鉱住宅に、雛を描いた掛け軸を飾っていたそうです。

それぞれの知恵と工夫が活かされた九州の雛祭り。娘の幸せを願う気持ちはいつの時代も変わりません。
「どうか健やかに成長しますように…」

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