【フローリスト❷】「花のある暮らし」野田遵平さん
2026年07月26日

八女市蒲原に店を構える「FLORIST 遵花」。
店主の野田遵平さんは、この道15年のフローリストです。
15歳の時に花の世界に足を踏み入れて以来、ひたむきに花と向き合ってきました。

野田さんの原動力は、幼少期の辛い日々でした。
5歳の時に小児白血病を患い、その後、約10年間、学校に通えない日々を過ごしました。
当時は自分に自信を失っていたそうです。
その後、「完治を機に自分に自信をつけたい」という一心で、花の道へ進みます。地元でフラワーアレンジメントを学び、自分への自信を取り戻していき、今では数々のコンクールで受賞する実力派のフローリストとなったそうです。

福岡県は花の生産量が多いが、家庭での消費量が少ない。
野田さんは、花が持つ力をもっと多くの人に届けたいと願っています。
「花を飾ることで部屋の雰囲気が整い、心に活力が湧いてくる」と野田さんは語ります。
日常を彩る「花のある暮らし」を福岡の街に浸透させ、花を飾る文化を次の世代へつないでいくことが彼の目標です。

野田さんが未来に残したい風景は、八女市黒木町鹿子生に広がるガーベラ園の風景です。
全国有数の産地である八女で、色とりどりの花が咲き誇るハウスは、彼の創作活動のインスピレーション源となっています。
花との出会いによって自信を得て、自らの人生を切り拓いてきた野田さん。
だからこそ、生産者が心を込めて育てた花の魅力を、多くの人々に届ける「架け橋」でありたいと考えています。