佐賀県唐津市呼子町。
日本三大朝市の一つとしても知られるこの町に、朝市の名物として親しまれている干物店があります。
今回紹介するのは、創業48年の歴史を誇る『二代目 藤本商店』。
軒先でくるくると回るイカの回転乾燥機、そしてズラリと並ぶ天日干しの干物たちが、港町ならではの情緒を感じさせてくれます。
■2代目が受け継ぐ「祖母の味」
店主の井上久美子さんの祖母が露店で始めたこの店。
「祖母の代で終わってしまうのが寂しい」との思いから、久美子さんと夫の隆伸さんがその味を継承しました。
多い日には隆伸さんが1人で1000枚以上さばくという干物は、サバ、アジ、イワシのほか、呼子名物のイカなど多種多様。 その日の天候や湿度を見極め、早いもので1~2時間、長いものは半日以上かけてじっくりと乾燥させることで、魚の旨味を凝縮させています。
■愛犬も大喜び!珍しい「ペット用の干物」
店内には、2代目ならではの視点で生まれたユニークな商品が並びます。
なかでも注目は「ペットのひもの」(300円~)。 もともと、飼っている犬のために手作りしていたおやつをSNSに載せたところ、大きな反響を呼び商品化したそうです。サバや秋鮭、さらには珍しい「くじら」など、味付けなしで素材そのままの味を活かした干物は、ワンちゃんたちに大人気です。
■干物がイタリアンに?進化を続ける「新感覚メニュー」
伝統の味を守る一方で、若い世代にも干物を楽しんでもらおうと新メニューの開発にも力を注いでいます。
「鯖の塩バジル」(1枚650円)は、脂の乗ったサバにバジルの香りが効いた、まるでイタリアンの味わい。「日本酒はもちろん、ワインにも絶対合います!」と神田リポーターも絶賛。 他にも、イカ一杯からひとつしか取れない希少部位「イカの口」や、創業当時の製法を守り続ける「あじみりん干し」(5枚600円)など、ここでしか味わえない商品が揃います。
また、「とびうおの旨塩干し」(1パック600円)は、少し変わった調理法で食べるのがオススメ。それが「素揚げ」です。
お客さんの声から生まれたアイデアで、頭から骨まで丸ごとおいしくいただけます。ちょっとした工夫でうまさが倍増する干物を、おやつやおつまみ感覚で楽しんでみてはいかがでしょうか。
代々受け継がれてきた伝統の製法と、現代のニーズに合わせた新しいアイデアが共存する『二代目 藤本商店』。
老舗の味をぜひ一度、手に取ってみてください。
『二代目 藤本商店』
佐賀県唐津市呼子町呼子1951
0955-82-5223
9:00~17:00
不定休
https://yobuko-himono.com/
※営業時間などは変更される場合があります。事前にご確認ください。
※九州朝日放送 2025年1月7日「地元応援live Wish+」の放送内容です。
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