熊本県・益城町。阿蘇や熊本空港に近い自然豊かな街の一角に、子どもはもちろん大人も本気で夢中になる工場見学があります。
それは『湖池屋 九州阿蘇工場』。
夏休みには抽選倍率が約40倍にも達するほど大人気なのだそう!
今回は小学4年生の娘と一緒に参加してきました。
人気の秘密は、ここでしか味わえない圧巻の“臨場感”にありました。
■シックなロビーへ!まずは座学で湖池屋の歴史を学ぶ
熊本県・益城町の豊かな自然の中に現れたのは、深みのある藍色に「湖」のロゴが映える建物。
どこか和の風合いと品格を感じる外観に、娘とともにワクワクが止まりません!
建物に入ると、まず目に飛び込んできたのは藍色の大きなのれん。くぐった先は、大画面スクリーンと、湖池屋の商品がズラリと並ぶ棚、そしてオープンキッチンを囲むカウンター席が備わったお部屋でした。工場見学は、まずここでの座学からスタートします。
1953年に創業した湖池屋は、おつまみ菓子の製造・販売からスタート。
1962年に「ポテトチップス のり塩」を発売し、その5年後には日本初となる国産フライヤーを使用した量産化に成功。日本におけるポテトチップスの普及に貢献しました。その後も激辛ブームの火付け役とも言われる「カラムーチョ」や、素材と製法にこだわり抜いた「湖池屋プライドポテト」など、数々のヒット商品を世に送り出しています。
今回訪れた『九州阿蘇工場』は、九州初の生産拠点として2021年に稼働を開始。「2016年の熊本地震からの復興という意味合いもありました」と語るのは、同工場総務課の松岡和弘さん。ここで1日に使われるジャガイモはなんと約70トン(ポテトチップス約35万袋分!)にも及び、九州や中四国エリアの食卓へ届けられています。
■ガラス越しじゃない!本物の製造現場へ飛び込む臨場感
歴史やこだわりを学んだら、いよいよお楽しみのライン見学へ!
子どもはくまモンや湖池屋のキャラクターがあしらわれたかわいらしい白衣、大人は本格的なつなぎに着替え、マスクと帽子を装着します。少し重装備に思えますが、それもそのはず。
湖池屋の見学が一般的な工場と大きく異なるのは、見学用の「ガラス張りの通路」が存在しないこと。実際のマシンが動き、スタッフさんが作業している現場の“目と鼻の先”に足を踏み入れるスタイルなのです!
「リアルなものづくりの熱気や、施設の衛生さを直接見て安心してもらいたい」という社長のこだわりから始まったとのこと。案内してくれるのも現場で働く社員さんたちで、作り手の情熱がストレートに伝わってきます。エアーシャワーを浴びて、いざ生産ラインのそばへ!これから約20〜30分かけて見学していきます。
■髪の毛より細い“厚み”の神業&至福の「揚げたて試食」
見学ラインでは、まずジャガイモを洗浄・選別し、最適な大きさにカット。企業秘密のマシンで少し柔らかくしたあと、スライサーであっという間に薄切りにしていきます。なんとジャガイモの状態に合わせて0.05mm単位で厚みを調整しているのだとか!人間の髪の毛1本(約0.1mm)の半分という超精密なコントロールに驚くばかりです。
そして、待ちに待った試食タイム!フライヤーで揚げられたばかりのポテトチップスをいただきます。味付け前の“素”の状態なのですが、噛んだ瞬間にジャガイモ本来の甘みと香ばしい風味が口いっぱいに広がり…まさに絶品!工場見学でしか味わえない贅沢です。
このあとポテトチップスは計量・袋詰めへ。「洗浄から袋詰めまで約20〜30分。見学時間と同じくらいなので、みなさんが最初に見たジャガイモが、ちょうど今袋詰めされているんですよ」と松岡さん。目の前で見つめていたジャガイモが商品になるストーリーが見事に繋がり、感動もひとしおでした。
■大人気!自分好みにカスタマイズする「マイポテトチップス作り」
部屋へ戻ると、お待ちかねの体験へ!
まずは「0.05mmの厚みの違い」や「カット形状(スライスと波型)」による食感の違いを試食。「たった0.05mmでそんなに変わる?」と思いきや、食べ比べると歯ごたえがまるで別物!カット技術の深さに改めて衝撃を受けました。
続いて、湖池屋の代名詞「のり塩」作りを体験。手元のシーズニングから「うまみ塩」と「青のり」を絶妙なバランスで振りかけ、袋をシャカシャカ!できたてを頬張ります。
ここからは、いよいよ完全オリジナルの味付けに挑戦です!
卓上には「うまみ塩」「青のり」のほか、「梅」「えび」など全8種類のフレーバーがずらり。熊本出身の筆者として嬉しかったのは地元の味「タイピーエン」があったこと!うま味を引き立てそうな「京風だし」など、心をくすぐる味が揃っています。
娘は「さっき食べたできたての“のり塩”がおいしすぎた!」と、「青のり」「うまみ塩」「京風だし」を選択。酸味が大好きな私は「うまみ塩」「梅」「京風だし」をチョイスしました。シーズニングを振りかけてフリフリ。
仕上げに、自分で商品名やイラストを描いた袋に詰めて完成です♪
娘は作ったマイポテチに『おいしいだ~し』と命名して大満足の様子。「パパに1枚あげる〜♪」と言いつつ、残りは全部自分で食べる気満々の笑顔が弾けていました(笑)。
■充実の内容に大満足!人気のヒミツを肌で実感
最後は湖池屋のいろんな商品が詰まった豪華なお土産までいただき、大満足で工場をあとにしました。
学びあり、本物の製造ラインの迫力あり、ここでしか味わえない絶品試食&体験あり。これほど盛りだくさんな内容が無料で楽しめるのですから、抽選倍率40倍という人気ぶりも大納得の一日でした!
見学ツアー『湖池屋GOGO!ファクトリー(九州阿蘇工場)』
日時:詳細は公式HPを参照 ※要事前予約
会場:九州阿蘇工場(熊本県上益城郡益城町大字宮園字二ノ迫1024)
問い合わせ:公式HPのお問い合わせフォームより
営業時間:9:30~、14:00~(所要時間約130分)
駐車場:あり
公式HP:https://gogo-factory.koikeya.co.jp/kyushu/
【参加要項】
■参加費:無料
■対象年齢:小学4年生以上(小学3年生以下のお子さんは保護者同伴でも入場できないのでご注意ください)。
※九州阿蘇工場では直接製造現場内に入って、近くから製造ラインを見学いただくため、安全確保の観点から上記人数・年齢に制限させていただいております。
※体験者の中に小学4年生以上高校生以下の方がいらっしゃる場合、必ず1グループにつき1名様以上の保護者または引率者の方の同伴の下ご参加ください。
■服装:安全衛生、異物混入防止の観点から、以下ご確認ください。
・髪の長い方はシュシュや太いヘアゴムで一つに束ねてください(細いヘアゴム、ヘアピンは禁止です)。
・長ズボンおよび長い靴下の着用をお願いいたします(スカート、半ズボン、くるぶしソックスでの製造現場内の見学はできません)。
・つま先、かかとの無い靴(サンダル等)やヒールが高い靴でのご来場は禁止しています。
・付け爪や長い爪の方は、製造現場内の見学をお断りさせていただく場合がございます。
・つけまつげ、マツエクは禁止しています。
・アクセサリー類(時計・指輪・ピアス・ネックレス・ブレスレット・アンクレット等)の製造現場内へのお持ち込みは、禁止しています。
■ 湖池屋 九州阿蘇工場
住所:熊本県上益城郡益城町宮園 字二ノ迫1024
湖池屋GOGO!ファクトリー
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