【話題のグルメ】「こんなの食べたことがない」と噂の絶品グルメ!姉妹店のランチで限定提供!焼き鳥店『焼き鳥と水炊き 烏丸』の桶で登場する「究極の親子丼」(福岡・北九州市)【まち歩き】

木桶の蓋を開けると、ご飯を覆うように広がる親子丼。炭火で焼いた鶏肉と卵、その中央には濃い色の卵黄がのっています。

北九州市小倉北区で15年続く『焼き鳥と水炊き 烏丸』が作る「究極の親子丼」。1人前は通常の丼で提供していますが、2人前を注文すると、大きな桶に盛られて運ばれてきます。

現在、親子丼のランチ営業を行っているのは、烏丸から徒歩約2分の姉妹店『Public House Guri(パブリックハウス グリ)』。焼き鳥店が15年前から作り続ける親子丼を訪ねました。


■2人前は、丼ではなく「桶」で

今回注文したのは、2人前の桶スタイル(税込2,000円)。
木桶の蓋を外すと、ご飯の上いっぱいに親子丼が広がります。中央にのるのは、大分県産の卵「蘭王」の卵黄です。

「蓋を開けた瞬間に驚かれて、写真を撮られる方も多いですね」
そう話すのは、『焼き鳥と水炊き 烏丸』代表の川添公広(きみひろ)さん。

親子丼自体は店を開いた15年前から提供していますが、当初から桶に入れていたわけではありません。「やっぱり、インパクトがあることをしたかったんです」と川添さん。一人一杯の丼というイメージから離れ、2人前を桶で提供する形が生まれました。

■みつせ鶏を炭火で焼く。焼き鳥店だから作れた親子丼

使うのは、烏丸の焼き鳥にも使っている「みつせ鶏」のもも肉です。

「硬すぎず、柔らかすぎず、旨味もしっかりある。自分で食べて、おいしいと思った鶏でした」

特徴は、鶏肉をそのまま卵でとじるのではなく、一度炭火で焼き上げること。備長炭でじっくり焼いたみつせ鶏を使い、親子丼に仕立てます。

「焼き鳥屋だからできるものを作りたかったんです。せっかく炭があるので、それを生かせないかなと」

桶の蓋を開けたときにも、炭の香りがふわっと立ちます。そこに卵を合わせ、さらに中央の卵黄を崩して食べ進める仕立てです。

米は大分県産。仕上げの卵黄にも大分県産の「蘭王」を使うなど、食材は九州産を中心に選んでいます。途中で柚子胡椒を加えれば、炭火の香ばしさに辛味と香りが加わります。
川添さんによると、食べた客からは「こんな親子丼は食べたことがない」と言われることも多いそうです。

■15年前から続く一品。ランチは姉妹店『Guri』で

『焼き鳥と水炊き 烏丸』を開いたのは15年前。親子丼もオープン当初から続くメニューです。

以前は烏丸でランチ営業を行っていましたが、夜営業の仕込みなどもあり、現在は姉妹店『Public House Guri』をランチ営業の場所として使用しています。

『Public House Guri』はJR西小倉駅から徒歩約2分。ランチでは「究極の親子丼」の1人前(税込1,000円)、2人前の桶スタイル(税込2,000円)のほか、唐揚げ丼(税込800円)も提供しています。

訪れるのは、学生から会社員、仕事の昼休みに立ち寄る人までさまざま。多い日には、1日40〜50人以上が訪れる日もあるといいます。

■夜は焼き鳥。一串を出すタイミングまで見る

夜の『烏丸』では、焼き鳥を中心に、水炊きなどを提供しています。
みつせ鶏だけでなく、宮崎や鹿児島などの鶏も仕入れ、たたきや炭火焼きなど料理によって使い分けています。
「自分で食べて、この料理だったらこっちの鶏のほうが合うなと思ったものを選んできました」

現在も川添さん自身が焼き場に立ちます。大切にしているのは、焼き上がりだけではありません。
客が会話をしているのか、前の料理を食べ終わっているのか。一串ずつ、その様子を見ながら出すタイミングを決めています。

「せっかく自分が焼いたものも、会話していて食べない間に冷めたら、おいしくなくなる。一番いいタイミングで出して、一番いい状態で食べてほしいんです」

親子丼に使うみつせ鶏を一度炭火で焼くのも、そんな焼き鳥店での仕事から生まれた作り方です。


■30代で飲食の世界へ。作ることが仕事になった

川添さんは北九州出身。飲食の世界に入ったのは30代になってからで、それ以前は別の仕事をしていました。

ただ、料理を作ることは以前から好きだったそうです。友人が家に集まれば、自分で料理を作って振る舞っていました。

「作って、人に喜んでもらうことが好きだったんです。それが仕事になった感じですね」

飲食の仕事を始めて約20年。独立して烏丸を構えてから15年が経ちます。
親子丼を続けてきたのも、「親子丼そのものをもっと知ってほしい」という考えがあるからです。

「カツ丼や牛丼、天丼、海鮮丼に比べると、親子丼って少し目立たない。でも、みんな好きだと思うんです。『こういう親子丼もあるんだ』って興味を持ってもらえたら」

炭火で焼き、卵黄をのせ、2人前なら桶いっぱいに。その形には、親子丼にも目を向けてもらうための工夫があります。

写真:川添さん(中央)とスタッフ

■15年続けた先に考えるのは、働く人のこと

最後に、これから先の目標を尋ねました。川添さんから返ってきたのは、店舗数や売上についての話ではありませんでした。

「スタッフが安心して、長く続けていけるような環境を作っていきたいですね」
今も自ら焼き場に立ち、客が箸を進めるタイミングまで見ながら料理を出す川添さん。その一方で、これから先について考えているのは、一緒に働く人たちが長く続けられる環境です。

蓋を開ければ、桶いっぱいに広がる「究極の親子丼」。その見た目の奥には、炭火を扱ってきた焼き鳥店ならではの作り方と、15年店に立ち続けてきた川添さんの仕事があります。


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■『焼き鳥と水炊き 烏丸』
Instagram:@yakitorikarasuma
https://www.instagram.com/yakitorikarasuma/

※親子丼のランチは、以下の姉妹店『Public House Guri』にて提供

【ランチ提供場所】
『Public House Guri(パブリックハウス グリ)』
住所:福岡県北九州市小倉北区室町2-8-14
アクセス:JR西小倉駅から徒歩約2分(西小倉駅沿いローソン斜め前)
電話:093-981-1707
ランチ営業時間:ランチ11:30〜14:00
定休日:月曜 ※営業日は変更になる場合あり
________________________
※情報は2026年9月18日時点のものです。最新情報は公式Instagram等でご確認ください。

■ 外部リンク

Instagram:@yakitorikarasuma

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