高校の先生たちが真剣な表情で学んでいるのはインスタグラムについてです。

学校の魅力を伝えるため佐賀県が行っている取り組みとは…。

「黒髪センター分け４０歳端正な顔立ちの講師が教える、教師向けＳＮＳ研修！」

普段は教壇に立ち生徒に教科を教える先生たちに講義を行うのはＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「カイシャインのＳＮＳ高校」でＳＮＳの運用について解説している元田快さん。

「バズる動画の基本構成をまずは勉強していこうかなと」

ショート動画の有効性やバズるための工夫などについて熱のこもった講義が行われ、参加した佐賀県の県立高校の教員ら２９人は熱心に聞いていました。

佐賀県では子どもたちが高校進学時に県外に流出してしまうという課題が。

そこで県は「唯一無二の誇り高き学校づくりプロジェクト」を立ち上げました。

研修会に参加した先生たちは…。

「おじさんの感覚っていうのが受け入れられるのは難しいと思うので、若者の感覚を掴むのは大事だと思います」

また、講義後の質疑応答ではこんなやり取りも・・・

唐津青翔高校の職員は「３０万回くらいバズっているんですけど（えーすごい）なぜバズったのかが分かっていない」

元田さんはバズった要因を「実際に卒業式で息子を送り出しているお母さんのやつかなっていうので、同じ立場の人の指が止まった可能性がある」と指摘し、「田舎の海と山の町と女子高校生って死ぬほど親和性が高い」「女子高校生に“写ルンです”を渡してエモい写真を撮って来てもらう」などとアドバイスをしていました。