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福岡市長も謝罪 「台風中の下校」判断の背景は【シリタカ!】2024年9月2日放送

シリタカ!

2024年09月02日

先週の台風10号接近の際、学校の一斉下校の時間が急遽早まって大変だったという家庭も多かったのではないでしょうか。

これについて福岡市の高島市長は2日、混乱を招いたとして「児童を(暴風雨の)中で登校させたことは大変申し訳なく思う。しっかり次に台風が来るまでには教育委員会に方針を明確にしていただきたい」と謝罪しました。

経緯を振り返ります。福岡市教育委員会は、台風10号の接近を控えた先月28日午後の時点で、翌29日の市内の小中学校について、「給食後に一斉下校」と通達していました。

JRや西鉄バスなどの交通機関に影響が出るのは29日午後以降で、福岡市が暴風域に入るのもその夜とみられていたことを踏まえた決定でした。

しかし29日当日、想定より早い午前6時29分に暴風警報が発表されました。

すでに保護者が仕事に出ていたり登校を始めた子どもの行き場がなくなることを防ぐため、市教委は「休校」の判断を見送りました。

その後、午前7時45分ごろ小中学校の下校時間を早めることを学校に通達。子どもたちは台風の中で登校しまたすぐに下校する事態となり、保護者や学校も対応に追われる結果になりました。

市教委は今回の対応について「判断基準が明確な他都市に聞き取りを行い、福岡市としてどう対応していくのか早急に検討していく」としています。

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