吉野ヶ里町の元課長“パワハラ訴え”死亡 町長が認める「言わなきゃよかった」
ぎゅっと
2025年09月18日
男性は「自分の命に代えてでも訴える」という趣旨のメールを遺し、この世を去りました。
佐賀県吉野ヶ里町で去年11月、伊東健吾町長からのパワハラを訴えていた元課長の男性(当時58歳)が死亡した問題。
今年4月。
KBCの取材に応じた伊東町長は、「30数年も一緒に仕事している」「私はパワハラと思っていません」と明確に否定していました。
町側は調査の結果、パワハラと認定しませんでしたが、3人の弁護士で組織された第三者委員会は16日、「自らの意に反論する管理職に対する報復的な色合いが強い」などとして、パワハラと認定しました。
伊東町長は18日に会見を開き、「言葉に書けばパワハラ的な要素があるのは認めます」「言わなきゃよかった」などと話し、初めてパワハラを認め謝罪しました。
その上で、「遺族に会って直接おわびをしたい」と話し、自らの減給も検討しているとしています。
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