日本赤十字社福岡県支部の活動 ~日本赤十字社の赤十字防災セミナーについて~
番組で紹介した情報
2025年10月21日
(太田)KBCラジオ ヒルマニ 後半のこの時間は「みんなで防災」をお送りします。
ヒルマニ火曜日後半戦
今週は「KBCラジオ みんなで防災!」をお送りします。
KBC防災ネットワーク主幹兼解説委員の太田祐輔です。
引き続きスタジオには加藤恭子アナウンサーです。
(太田)この時間はあなたの命を守る防災について考えていきます。
(太田)この10月のこの時間の放送は
4週にわたって災害時にいち早く現地に駆け付け、
救護活動に重要な役割を果たしている日本赤十字社の活動についてお送りします。
今週は日本赤十字社の赤十字防災セミナーについて、日本赤十字社福岡県支部、青少年ボランティア係の 村上友菜(むらかみゆな)さんにお話しを伺います。村上さんはご出身は愛知県で、愛知県出身なのに日本赤十字社福岡県支部に入りました。なんで福岡なのかそのあたりから聞いています。
(太田)村上さんは愛知県出身?
(村上さん)そうです。
(太田)愛知県からいらっしゃったのは何か理由があるんですか。
(村上さん)日本赤十字社福岡県支部は大韓赤十字社プサン公益社と姉妹協定を結んでいます。
実は私の個人的な話ですけど、「韓国」が好きなので、そういった理由でちょっと自分は韓国語を使ってお仕事をしたいなという思いがあって、そのきっかけで 福岡県支部に入社をしました。
(太田)その村上さんに日赤の防災教室についてお話を伺いますが、この防災教室はどのようなないようなのでしょうか。
(村上さん)日本赤十字社福岡県支部では青少年赤十字に加盟している学校を対象に、実際に学校に出向き防災教室っていうのを行っております 。
災害が起きた時に自分の命を守るためにはどう行動すればいいのかを体験を通して学べるプログラムになっております。
例えば災害時の炊き出し釜を使用した非常食体験だったり、日本赤十字社が作成した防災教育プログラム 「守る命、広める防災」を使用した授業などを展開しています。
(太田)どういう内容ですか?
(村上さん)日本赤十字社と現場の教員と協力をして作成した防災教育教材になっております。
自然災害の正しい知識を学べるだけでなく、体験しながら学べる教材だったり 学年別に合わせたプログラムを取り揃えております。
子供たち自身が自分で考えて行動する力を身につけることができます。
(太田)どういう活動をしているのか具体的に見ていくと、「リーダーシップのトレーニングセンター」なども行っているんですね。これはどういった内容ですか?
(村上さん)
毎年、8月に1泊2日の宿泊型研修で、児童生徒のリーダーとして必要な自主自立の精神を身につけ、赤十字や青少年赤十字の理解を深め、生活態度全般にわたって学べるものとなっております。
今年は8月19日から20日に実施し、多くの方に参加していただきました。
(太田)毎年行われているんですか。
(村上さん)毎年実施しています。
(太田)子どもたちの訓練に参加して感じたことなどありますか。
毎年実施していますが、子どもたちは本当に素直なので教え甲斐があるというか、言ったことを素直に聞いてもらったりするので自分もこういった防災教室だったりとか防災教育に携わってるので、しっかりとそういったことが子どもたちに伝わったらいいなと思っています。
日本は地震が多い国なので やっぱりこういった小さい頃から防災教育をすることにすごく意味があるなと考えています。
平時だけでなくて何もない時にも日赤は防災や子どもたちの成長につながるプログラムも実施している。
災害時には子どもたちも防災の担い手になる
そういった意味でも大事な活動だと改めて感じました。
(太田)KBCラジオ「みんなで防災」
今週は日本赤十字社福岡県支部の活動について
日本赤十字社福岡県支部の村上 友菜さんにお話を伺いました。
このような日本赤十字社の活動は、みなさんからの寄付によって成り立っています。
寄付の方法など詳しくは、日本赤十字社 福岡県支部のホームページをご覧ください。
URL⇒ https://www.jrc.or.jp/chapter/fukuoka/
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