命を守るための「情報の新ルール 新しい防災情報」について
番組で紹介した情報
2026年02月10日
(太田)KBCラジオ ヒルマニ 後半のこの時間は「みんなで防災」をお送りします。
ヒルマニ火曜日後半戦
きょうは「KBCラジオ みんなで防災」をお送りします。
KBC防災ネットワーク主幹兼解説委員の太田祐輔です。
ラジオをお聞きのみなさんにクイズです。
『土砂災害警戒情報』と『大雨警報』、どちらの方が危険だと思いますか?
どちらがというのがちょっと意地悪な問題だったかもしれませんが
実はこれ、どちらも『全員避難』が必要なレベル4相当なのですが、名前だけではパッと判断しづらいですよね。
「この『分かりにくさ』を解消するため、今年の5月下旬から、気象庁が発表する情報の名前がガラリと変わります。
今日は、命を守るための「情報の新ルール 新しい防災情報」についてお話しします。
何がどうかわるかの大きなポイントが情報の「完全レベル化」です。
今回の変更を一言で言うと、「情報の名前自体にレベル(数字)がつく」ということです。
これまでは「警報」「注意報」「警戒情報」などバラバラでしたが、今後は全ての情報に「レベル2〜5」の数字が冠されます。
レベル2:〇〇注意報(避難ルートの確認)
レベル3:〇〇警報(高齢者等避難)
レベル4:〇〇危険警報(新設! 全員避難)
レベル5:〇〇特別警報(命を守るための最善の行動)
そしてこの情報にはしっかりと反応するようにしてくださいという大きなポイントになる情報が
警戒レベル4の「危険警報」
これまでの「土砂災害警戒情報」や「氾濫危険情報」などは、全て「レベル4 土砂災害危険警報」のような名前に統合されます。
「危険警報が出たら、自治体の避難指示を待たずに避難を完了する」という合図になります。
土砂災害 レベル4 土砂災害危険警報
命に危険が及ぶ土砂災害が発生する恐れが極めて高い。
河川の洪水 レベル4 氾濫危険警報 川の水がいつ溢れてもおかしくない。
高潮 レベル4 高潮危険警報 過去の重大な被害に匹敵するような高潮が予想される。
そしてもう一つ確認しておきたいのが洪水の「特別警報」が誕生。
これまで河川の氾濫には「特別警報」がありませんでしたが、今回新たに
「レベル5 氾濫特別警報」が作られました。
これが出た時は、すでに氾濫が発生しているか、直前である非常に危険な状態を指します。
改めて、我々が行動すべき行動です。
「レベル4」が避難のゴール: 「危険警報(レベル4)」が出た時点で、安全な場所に移動していなければなりません。「特別警報(レベル5)」を待ってはいけません。
5は『すでに手遅れかもしれない』という合図だからです。
テレビのテロップやスマホの通知でも、「レベル4大雨危険警報」のように数字が強調されます。
私たちは、難しい用語を覚える必要はなく、「数字が4になったら即行動」と覚えておけばOKです。
「システムが変わっても、私たちの住む場所の危険が変わるわけではありません。
5月の運用開始までに、ハザードマップで自分の家がどの色のエリアにあるか、改めて確認してみてください。」
(太田)ヒルマニ火曜日後半戦 きょうは今年から導入される新しい防災情報についてお送りしました。
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